想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

職場のこと

サ高住コンシェルジュのプライド

今年初のM住宅(メインの職場ではない)勤務。 今月もシフトに5日間も入っていて、 相変わらず都合良く使われているな、と思う。 それでも、入居者の方は良い方ばかりなので、 嫌な気持ちなど全く無い。 スタッフは、いろいろ気を遣う人がいて疲れるが。電…

その怒りに納得してしまった

胸ぐらを掴んだ事件、 どうしてそんなことをしたか、 彼の話を聞いた時、責める気持ちが消えてしまった。Nは、見栄っ張りで子供っぽくて、 合わせるのに苦労していた。 でも、食事対応する中で、協力し合い、 助け合い一緒に頑張ってきた。 でも、新人の胸…

身近にある詐欺

入居者ご夫婦の奥様から相談を受けた。入居契約の際の保証人トラブルの話。 ご夫婦には、子供や兄弟がいない。 不動産会社の社員Sが保証人だった。 その保証人が、入居して間もなく、Sから姪に代わった。 その理由というのが、入居してから Sと連絡が取れ…

辞めると全て無になる

胸ぐらを掴んだ、そうだ。 掴まれた彼は、自分の包丁を持って、帰ってしまったらしい。 彼は研修と言う形で今月1日から来ていた。 教えるのは、1月に退職予定の調理師(社員)N。 Nは、私の入社一ヶ月後に入った50才男性。 早番の時やコロナ対応の時な…

プリザーブドフラワーを100歳のお祝いに

数え100歳のMさんのご家族が、 お祝いの会場に飾っていた大きなお祝いの花籠を うちの住宅に置いて行かれた。 それを娯楽室に飾り、他の入居者の方に見て頂いた。 皆とても喜ばれていた。 私は、「Mさん」が100歳を迎えられたと話した。遅番専門の一年先輩…

貰って一番うれしい物は

サ高住で働いていると、貰わない日は無い、と言っても 過言ではないくらい、入居者の方からよく貰う。 一番多いのは、お菓子。 今まで頂いた物は、他には、 知人から貰って食べきれない果物やパン、 ティッシュケースなどの手芸品、 使わないからと新品に近…

不思議なこと

入居者の方からの差し入れや贈り物は、日常茶飯事。 病院の場合、退院してお別れということもあるが、 サ高住の場合、退居しない限り会い続ける。 コンシェルジュのいろいろなサービスの提供は、 毎月の請求書に入っているのだから、 「要らない」と言っても…

来年の手帳を買った

本屋さんに早くから来年の手帳が積まれていた。 キレイな状態のうちに買っておこうと、 今年も高橋書店のシャルム№8を買った。 二年連続シャルム№8だ。 これは、一日の目盛りが24時間。 4時起きや22時帰宅の仕事をしている私にはピッタリ。来年の手帳…

変わっていく中で

今度は課長が辞める。 入社してから1年4カ月の間に、コンシェルジュ部門では、 私の職場のリーダーがクビになり、 他の住宅の一人もクビになり、 部長が辞め、今度は課長も、ということだ。 キッチンの方でも、パートの女性が数人辞め、 社員の調理師も何…

今後が楽しみな人間模様

今月からは、漸くメインの職場K住宅勤務が98%になった。 7月から4ヶ月間、K住宅とM住宅の掛け持ちだった。 掛け持ちの訳は、KそしてMの住宅の責任者が 会社側から切られたことで、その穴埋めだった。 どちらも新人が入社して研修も終わり、 私は、…

退職する前の日に挨拶する?

前のリーダーは、退職の挨拶どころか、 迷惑をかけている自分の部署の人に 一言の詫びもなしに突然辞めた。 かと思えば、退職する前の日に 入居者の方々へ丁寧にお別れの挨拶をする主婦パートがいた。 厨房内にいて食事を提供する仕事をしていて、 コンシェ…

若くなくてもキレイじゃなくても

今日はメインの職場K住宅勤務。 イマイチ協調性の無い新しい責任者の態度に呆れているが、 早番と遅番の交代の重なる時間だけ耐えれば、 あとは、ひとり仕事。 気楽で楽しい職場だ。 M住宅とK住宅どちらの職場に行くのも嫌じゃないのは、 待っていてくれ…

「もう、あなたしかいない」

昨日はメインの職場「K住宅」勤務で、 ある入居者に呼ばれて部屋に入った。 10月になったので、大きな月めくりカレンダーを めくってほしいということだった。 その方は、98才。 頭はしっかりしていて、礼儀正しく、時々厳しいことも仰る方。 足腰が弱…

コンシェルジュの理想を求めて

17日ぶりのメインの職場、K住宅の勤務だった。 これだけ長い日数、姿を現さないと、 さすがに辞めたのではないかと思っている人もいた。 普段口数の少ない方からも、「久しぶり」と声を掛けられた。 ほとんどの方から歓迎の言葉を言われ続けた。 元リーダー…

クビにする会社クビになった人

M住宅のリーダーが突然退職することになり、 私のM住宅勤務が増えたが、 今回の退職の話も、またもクビだったと知って驚いた。 確かに入居者からの評判も悪く、 この仕事には向かない人だと思っていたが。 ボーナスが振り込まれなかったのがきっかけで、 …

おばさんがおばさんと言う

自分もおばさんだから、 おばさんと言う言葉はなるべく使わないようにしているが。数か月前に入った調理のパートの68才の女性。 元ケアマネということで、 その包容力のある雰囲気に好感を持っていた。 彼女が入社してから、仕事上でも慣れるまで気を遣って…

働く側からのサ高住

入居者の請求書の中には、 コンシェルジュのサービス分として、毎月数万円が含まれている。 入居者から見たら、これだけ払っているのに、 ここのコンシェルジュの働きぶりと言ったら… と不満をお持ちの方もいる。入居者の方が普段見ているコンシェルジュは、…

サ高住で暮らす人々

歳を取り、持ち家やマンションで暮らすのが不安で、 サ高住の入居を考える人が多い。 元々独り身の人はもちろん、配偶者に先立たれ、 独りになった人は尚更。 子供と同居は出来ないが、 子供の近くの賃貸マンションに引っ越そうとする。 でも高齢者は、借り…

安心や安定とは無縁だけれど

安心とか安定とか、ぬるま湯なんて言葉はない、今の職場には。14回の転職で、一番長く勤めた会社も同様だった。 私には、こういう環境が合っているのかもしれない。 固定された業務、決まったやり方、 がんじがらめより、自分の経験が生かせ、 自分の意志…

片付けほど楽しいことはない

昨日は一日通しの勤務だった。 つまり、7時から21時までずっと職場にいた。 休憩時間も無い。それはいつものこと。 一人しかいないのだから、「しょうがない」と言うが、 本当にそうだろうか?? そういう、???の多い職場だ。昨日は、片付けに没頭していた。 …

次の要注意人物になるかも

リーダーの急な退職から、半月以上が経ち、 もう誰も彼女の話をしなくなった。 顔を見なくなってから、2人(40人いる中で)の入居者様に 彼女のことを聞かれただけ。 ここの責任者だった彼女の存在って、 いったい何だったのだろう。何の引き継ぎも無く、マニ…

強かな病人

休日の澄んだ青空、私の心も・・と言いたいが、 その青空に黒いシミが発生し、次第に広がっていっている。 そのシミこそ、もう一週間も休み続けている、 私の勤務先(サ高住)のリーダーの存在だ。彼女は私が入る前から、ズル休みの常習犯だったようだ。 ある…

正社員にならないか

正社員になる話があったら、普通は喜ぶだろう。 62才で、正社員!?普通はありえないと思う。 ちょっと前から、正社員になればと 先輩社員の方々には言われていたが、 上司から声をかけられたのは、初めてだ。 きっかけは、うちの責任者がうつ病のため、 長期…

サ高住で働くということ

老後の住まいということで、サ高住が誕生してまだ10年ほどだ。 昔は無かった。 昔は歳を取ったら、子供と同居したまま面倒を見て貰って、 終わりを迎えるというのが一般的だった。 子供のいない人は、独居老人となり、孤独死をすることも。 どちらにしても、…

袖の下

サ高住は、施設ではないけれど、 高齢者のお世話をすることが多く、 介護の職場と同じようでもある。 お正月に入居者から"お年玉"を貰い、 扱いに困った私は、課長に相談して、家族を通して返した。金銭を受け取ることは、"×" 入社して間もない時、リーダー…

乗り切った

地獄のシフトと名付けた勤務も 今日の遅番が最後で、明日は休み。 なんとか乗り切った。初日は大雪のため、職場で除雪二回、 帰宅してからは、向かいの棟の神経質男に文句を言われながら 自分の棟の階段から廊下、その下のスペースまでの除雪。 クタクタにな…

地獄のシフト

連休は、うれしい。 でも今回の連休は、地獄のシフトの前の休み、複雑だ。 地獄のシフトというのは、 5連勤の真ん中に他の施設の昼から夜の担当が入っている。 新しい所で入居者の名前と顔が一致しない。 しかもその日の夜の作業は、他の日より大変な日だ。 …

隣の芝生

いつもの勤務場所とは別の物件に行った。 入社したばかりの頃も、二日間ほど他の物件に行ったことがある。 今の場所がメインになって、初めてのこと。 ある程度仕事がわかるようになった今、 他の物件を見ることは、少し愉しみだった。今回一度切りの説明で…

介護士とお金

サ高住のコンシェルジュとして働くことになった時、 一番心配していたことは、緊急対応だった。 救急車を呼んだことが無い、 高齢者の接し方もわからない、 だいたいコンシェルジュ自体が どんな役割をするものかさえ、教えられていなかった。 こんなパート…

ビ・ジ・ネ・ス

やる気が出ない。テンションが低い。 出来るなら、辞めたいという心境。 ちょっと前まで、同僚はどうでもいいけれど、 入居者様とは離れがたいから、ここで働き続けたいと思っていた。 それがある”小さな事”で、変わった。その入居者様ご夫婦は、千葉県から…