想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

老後のこと

いいね

私が無収入になったら、 家賃のかからない実家に戻るだろう、と母は思っていた。 そうはならないとわかったら、 当てつけのように、家の価値の問い合わせを始めた。私のアパートの周辺には、 商業施設や病院、役所、図書館、全てが揃っている。 私の暮らしは…

春になれば

朝6時、もう明るい。 起きて何かしないともったいない、 と思うのは、子供の頃からだ。 春になり雪が消え、樹木の葉が黄緑色になり花が咲く。 モノクロの景色に色が塗られていく季節に、 私は生まれた。誕生日が来ると、(正)年金受給者だ。・。・。・。・。 …

別の世界

今年の抱負"歳数読書"の月目標は、5冊。 今日で今月2冊をクリアし、いい調子。 文庫本1冊読むのに4~5時間というのが私のペース。 読み終えて本を閉じると、 本の中の世界から、現実世界に戻った気になる。 カラオケボックスで歌い続けた後 時間が来て、ドア…

高齢者初心者

首の手術をしているので、ストレートネックになっている。 最近、首懲りが酷いのは、右手首のけがで 首にも負担がかかっていたせいもあるのだろう。 昨日、ストレートネック用の枕を買って来た。 これで久しぶりに痛みの無い身体に戻るだろうと期待して、 昨…

それでも"サ高住"を選びますか

90代に入れば、本人も家族も、 ひとり暮らしが心配になり、施設への入所を考える人が多い。 介護施設には入れないからと、サ高住を検討する人もいる。 サ高住ならば、食事の支度をしなくていいし、 急病の時には、スタッフが駆けつけてくれて安心だ。 テレビ…

新しい手帳を買うと

来年の手帳は、高橋書店の『フェルテ12』を選んだ。 早番遅番のある仕事の時は、 時間軸が24時間の『シャルム8』が良かったが、 仕事を辞め、7時始まりで良くなったので替えた。新しい手帳を開くと、夏休みに入る前のような気持ちになる。 予定を立てる楽し…

守ってあげたい

買い物をしていたり歩いているお年寄りを見ると、 力になりたい助けたいという気持ちになる。 母性本能とは違う。 弱者を助けたいという人間の本能じゃないかと思う。 一人暮らしの高齢者が安心して暮らせるような お手伝いがしたい、そんな仕事がしたいとも…

I am

朝から3時間の「ひとカラ」 料金は、ワンドリンク付きで、600円! (来年からはランクが上がるので520円くらいになる) こんなに安上りな楽しい趣味は無い。 これがボーリングだと、1ゲーム10分くらいだから、 4ゲームしたとしても、40分間で間違いなく (シル…

穏やかな老後

クレーマーに対して、 "お客様"ではないと捉える店がある。 少しずつ変化している世の中の流れを感じる。また最近、叔母のだんなさんが、 首の手術後、入院先から施設に移り、家族は安心していたのだが、 そこを追い出されたと聞いた。 我儘が過ぎて、職員に…

動き出した日常

日常というのは、ちょっとした意識の変化で変わり、 動き出すものだ。「老後の暮らしがイメージ出来ない」と前のブログで書いた。 それは、私には老後が無いってこと?と思った。 つまり、人生の終わりが近いってこと?と思った。 というのも、子供の頃の母…

これからの暮らし

20代の頃に、官庁でアルバイトをしたことがあった。 そこに50代で独身の女性が数人いた。 当時は、結婚していない高齢の女性というのは珍しかった。 公務員だから、お金に困らないから、 生涯独身という生き方もありなんだうと思っていた。 私はというと、結…

友人と晩年

子供の頃からどんな人を友人にして、 どんな付き合い方をしてきたかで、自分がわかる。親や姉弟・親戚や近所の人だけの小さい世界から 保育園や幼稚園そして学校に入って、 世界はどんどん広がっていく。 その中で他人と接し、友人が出来る。 一緒に遊んでい…

流れる音

渓流のように時が流れる音が、聞こえることはないか?友人の母に何かあった時、失礼のないように 最近はお悔やみ欄をチェックしている。 そこで姉が昔、いつも羨ましがっていた奥さんのご主人、 建設会社の社長が亡くなったことを知った。 70才とは、まだ早す…

歳を取って大切なことは、鏡を見ること

階段を降りる時の不安、 数年前まで感じたことのない不安だ。 エレベーターを使う頻度が増えた。 足の痛みは、安い靴のせいかもしれない、 だいたい脱ぐのが恥ずかしいような安い靴を 履き続けていることが悪の根源なのだ、と思い、 ちょっといい靴を買おう…

母と私の老後

久々に汗のない朝を迎え、コーヒーを飲んだ。 もうすっかり、求職者生活から無職生活に変わり、 仕事に行かない引け目もなくなった。 働いていないことも先月に母にバレて、 今は堂々と会う約束をする。 来週また実家に行き、病院の付き添いと こないだ出来…

遠くから静かに迫ってくるもの

若い頃は、異常があっても気にしなかった人でも、 歳を取ると、不安になりすぐに病院に行くようになる。 サ高住の入居者でも、すぐにタクシーで 病院に行く方がいて、まーお金があることだし、 本人がそれで安心するなら…と見送っていた。今朝、母が動悸がし…

少ない年金生活に光明?

卵が簡単に手に入るようになったかと思ったら、 今度は、連日の暑さに悩まされている。 ウォーキングに行けないから、 部屋で軽い筋トレをしている、が、暑い…。窓枠に吊るしたハートカズラの葉の中に、 葉じゃない物を見つけた。花だ! 植物を枯らすのが得…

ここの住み心地はいい?

母と2ヶ月ぶりに伯母の面会に行った。前回はロビーで10年ぶりくらいに会った。 その変貌ぶりに驚いていた。 今回は、部屋の中で話すことが出来た。 入る前に、伯母の普段の生活の様子や、 認知症の程度などスタッフに聞いた。 どうしても、前の職場がサ高住…

お荷物にならないために

昨日から母は高齢者の集まり(?)の 一泊二日の旅行に参加している。 部屋に入り浴衣に着替えたところで、 私に楽しそうな声で電話をかけて来た。 学校から帰って子供が母に 今日あったことを話すみたいに。 いつからだろう。 母が子供で、私が母のようだ。 私…

生活貴族で行こう

GWで9日連続の休みと騒いでいるが、私はPW。 何十日連続休みの”プラチナウィーク”中だ。完全年金受給者生活前の訓練中だ。 いずれ迎えるであろうその生活が だんだんイメージ出来るようになってきた。 少ない収入で、病院位しか出かける予定の無い日々。…

一人暮らしの人に必要な準備《その1》

サ高住で働いていた時、急死された方がいた。 後日親族が部屋に入り、必要な物だけ持ち去り、 後は"全捨て"(お焚き上げを含む)していた。 お気に入りのイッタラのカップも何もかも全て "燃やせないゴミ"になってしまう…。終活というのではないけれど、前々か…

静かな暮らしに幸せを感じる

60代になると、貧富の差がはっきりとする。 ある時期まで差など無かったはずなのに、 物凄く大きくなっていることに気づく。独身で自由気ままに生きて来た私などは、 まさに貧困女子の代表だ。 逆に貧しい家に生まれながら、 ご主人が出世した友人(子供はい…

少ない年金で暮らすための対策

前職の影響で、まだ4時台に目が覚める。 こんな時間に動き出したら、 また下の階のクレーマーさんがやって来そうなので、 6時近くまで待って起き出す。 朝にゆっくりとコーヒーが飲める幸せ。 "無音の家事"にもだいぶ慣れた。 前の晩から、カップやお皿など…

暮らしを思い描く

ハローワークにこんな気持ちで何度行ったことだろう。 失業者という名札を付けているかのように、 人生の落伍者の雰囲気を漂わせ、トボトボと歩いて向かう。 考えようによっては、雇用保険を貰えるというのは、 まだ現役の証拠という優越感が無いこともない…

老後資金より大切なもの

先月まで勤務していたサ高住は、 富裕層が生活する高齢者向け住宅。 老人ホーム、介護施設ではない。 介護が必要になると退居ということになる。 富裕層と言っても範囲があるが お金に困っていないということでは、 裕福な人々の集まりと言えるだろう。 そこ…

禍は、次から次と

職場の禍から逃れて、 やっと平和な日々が訪れたと思ったら、 今度は住居での禍に見舞われた。朝8時、チャイムが何度か鳴り、 なんだろうこんな早くにと無視していたら、 相手はドアをガンガンと叩き出した。 これは無視しているわけにはいかないと、 ドアを…

季節とともに

急に、初冬になった。 ストーブを点けた。 いつもより一週間くらい早い。 こないだ年末調整の書類のこと考えたと思ったら、 もうすぐまた考える月になる。 あれから一年何をしていたんだろう。 チームバチスタのシリーズ本を 読み漁った夏の記憶だけは、はっ…

サ高住入居者の人生いろいろ

サ高住は、お金持ちの入居者の人生を知る所。 介護施設とは、違う空気が流れていると思う。M住宅は、高級住宅街にあり、 入居者は、K住宅(私のメインの職場)より一層、 お金持ち感が強い。 中でも、90才近くのMさんのオーラは凄い。 歳を取ったら枯れるとい…

おひとり様の強み

一番癒されホッとする場所は、どこ?と聞かれたら、 すぐに、自宅のソファーと応えるだろう。 3つのクッションに囲まれて丸まって、 カフェオレを飲んでいる時が、最高に幸せだ。 入院とかで、長くここを離れることがあったなら、 絶対間違いなく、このソフ…

正しい過ごし方

休み明けの今日は遅番で 午後から出勤というのに、5時半には起きてしまった。 早番の時には、4時に起きているので、 これでも遅く起きた感じがする。 朝食を取ってから、何もやることがないので、 借りている本を読んでいた。 朝の6時から読書。 こんなこ…