想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

次の要注意人物になるかも

リーダーの急な退職から、半月以上が経ち、
もう誰も彼女の話をしなくなった。
顔を見なくなってから、2人(40人いる中で)の入居者様に
彼女のことを聞かれただけ。
ここの責任者だった彼女の存在って、
いったい何だったのだろう。

何の引き継ぎも無く、マニュアルも無い状態で、
支障なく運営していくのは、大変なこと。
残された遅番専門の先輩(年下だけれど)パートと、
二人で協力して進めていくしかない。
今は、傷口をふさぐために、
他の住宅から支援に入っている社員と共に、
"頑張っている"真っ最中だ。
今が一番いい状態なのかもしれないと思う。
落ち着いた頃に新たな問題が起こるだろうから。

その年下の先輩パートは、私より一年以上長く勤めてはいるが、
早番をしたことが無い。遅番専門なのだ。
遅番というのは、夕食時対応と大浴場清掃がメインだ。
入居者もご家族も業者も何もかも、動くのは昼間だから、
諸々の雑務は、早番が行う。
夕方近くに出勤する遅番には無い忙しさがあるのだ。
それを先輩パートは、わかっていない。
またパソコンが苦手で、事務処理は
やれることしかやらない。
一方、私は入社してまだ一年にもならないが、
早番も遅番もやり、他の住宅の支援にも行っている。
後輩なのだけれども、辞めたリーダーに近い仕事を任されている。

厄介なのが、遅番先輩パートに
"指示"のようなことが言えないということ。
あくまで、先輩なのだから・・・・
先輩の面子を保ちながら、業務を進めていくことが
これからの課題になるだろう。
「お互いの欠点をカバーし合いながら」と私は思う。
彼女もそういう気持ちでいてくれるのなら、
リーダー不在でもなんとかやっていけると思うのだが。
"自分はやっているのに、貴方はやっていない"的に
強い口調で言うクセのある彼女は、ちょっと厄介な相棒だ。