M住宅のリーダーが突然退職することになり、
私のM住宅勤務が増えたが、
今回の退職の話も、またもクビだったと知って驚いた。
確かに入居者からの評判も悪く、
この仕事には向かない人だと思っていたが。
ボーナスが振り込まれなかったのがきっかけで、
話し合いが行われ、今月、急遽、退職となったようだ。
以前も、勤務時間が大幅に減らされ
辞めたパートさんがいたと聞いた。
それは会社側の「辞めろ」という意味だったらしい。
こんなことは、珍しい話ではないかもしれない。
だからと言って、ブラック企業だとは言えない。
先にクビになったK住宅の元リーダーの彼女も、
今回クビになったM住宅のリーダーも、
問題だらけの人だったのだから。
私も次月のシフトを貰った時、
勤務時間が少ないことがあったが、
課長に言うとすぐに対応してくれているところを見ると
クビ対象者ではないようだ。
それはそうだろうと思う。
急にクビになった元リーダーの後始末をしたり、
新入社員や中途採用の新リーダーに仕事を教え、
今は、他の住宅のシフトに入って働いている、
”都合のいいパート”なのだから。
「見切りをつけて辞めたかと思った」と
退院後に顔を出したK住宅で、入居者の方に言われた。
見切りをつけたくなる会社だとよくご存じのようである。
でも、誠心誠意、真面目に働く人を切ることはしない会社だと
私は信じている。
これまでたくさんの会社で働いてきたが、
そういう人をクビにするようなところは一か所も無かった。
とは言え、利益を追求する企業である。
何があってもドライに捉え、
入居者にはホットな心で接していきたい。