想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

職場のこと

"退職後も、嫌いにならない職場"

明日は、認定日。 帰りは地下鉄を使わないで、1時間半かけて 歩いて帰ってくるつもり。 途中、和菓子店に寄るのを楽しみにしている。 これから就く仕事のイメージはだいたい出来た。 ひとり仕事的なものにしようと思う。 前職のサ高住もひとり仕事的だったが…

生きていく手続き

離職票が届いた。 すぐに仕事を見つけて働くつもりだったから、 今回も手続きをしないつもりでいた。 でも、じっくり探したい気持ちに変わったことと、 生活を考えるとやはり受給した方がいいと思い、 手続きに行くことにした。ハローワークに行く前に、求職…

サラバ!

自宅は、古民家カフェ風の部屋。 夕方からは、ほんのり薄暗くした居間のソファで 珈琲を飲みながら微睡む。 そして、読書する。11月に退職願いを出してから、 お気に入りのこの部屋で、 こんな時間を過ごせる日が来るのを あと何日・・と待った。 そして有休…

有休消化と怒り消化

有休消化に入って、毎日ブログを書いている。 もともと作文が好きなので。 朝起きて、今日も、明日も休みと思うと、 うれしくてしょうがない。 そんなに仕事に行くのが嫌だったのか? イヤ、入居者様相手の部分に関しては、 救急要請するような時も、どんなに…

奥様の逃走

昨日は、兼務しているM住宅の勤務日。 ホントのホントの出勤最終日。 もうこれでこの会社から離れられる。 何事も無く、穏やかに入居者様とお別れするはずだった。 …ところが事件が起きた。前々から夫婦仲の悪かった奥様の方が、 ご主人がレストランで食事中…

メイン住宅勤務の最終日

辞める挨拶をした方がいいのか、 どんな風に言えば一番いいのか(不安にさせないのか) 退職日が決まってから、ずっと考えていた。 いろいろ考えたあげく、 軽い認知症の方(私がいなくなっても気づかない方)や 最近、入居した方、 完全に自立していて関わりの…

寂しくチョコレート

GODIVAの小箱、 昨日でお別れのコンシェルジュのSさんから頂いたもの。 彼女は、兼務先のM住宅ですれ違ってばかり、 一緒のシフトになることが無く、去年10月に漸く会えた。 欠点なんてあるのか?と思うほど、 優しい、気遣いの出来る人。 入居者の方から彼女…

悪人は誰

職場で、電気の検針票を見て、 あまりに金額が高かったので、 無駄に使用していたのかな?と思って、 前年度の同月と比較したら、むしろ使用量は少なかった。 なのに、この料金。 早速、申し送りに書いた。 こういう数字は、現場が上げないと上の人は気づかな…

無難な理由

社長がお客様を事務所で待っていた。 (社長自ら営業というのは、情けない) コンシェルジュ業務をしていると話しかけられ、 私の退職について、残念がってくれていた。 ちょっとうれしかった。退職の本当の理由を知っているのは、 会社の幹部・管理職では無く…

あるカウントダウン

あと100日、あと10日、あと・・ 楽しいイベントを待つ時、カウントダウンする。 私の手帳に登場しているカウントダウンは、 責任者Kと重なるシフトの残り日数だ。 あと何日我慢したらいいのか、 (彼女とは)残り7日となり、楽しみでしょうがない。彼女は若い…

サ高住でカラオケ再開

「来年もよろしくお願いします。」と彼女は言った。 遅番専門で一年先輩のMは、まだ私が辞めることを知らない。 「よいお年をお迎えください。」と私は言った。 平和に平和に職場を去って行こうしているのは、 優しさからでは無い。コロナでずっと止めていた…

期限があるのは、楽で、愉しい

気のせいかもしれないが、上司がよそよそしい。 責任者がコロコロ変わるK住宅、 スタッフが一斉に辞めたM住宅を兼任していた私を 信頼している、という態度が一変した感じ。 辞めると言い出した途端、変わった。 (それにしても、この期に及んでの時給アップ…

封書の中身 part2

帰宅すると会社から、また郵便物が届いていた。 給与明細が届く時期でもないし、 退職に関連する何かかな?と思いながら開けた。 『賃金変更通知』が入っていた。 今年になって二回目の時給アップだ。 変更理由は、「会社への貢献度、スキルを懸案して…」とい…

グレーな職場の因子

辞めることが決まっても、まだ実感が無い。 最終出社日が1月末だからかもしれない。 義務感だけで、心が離れた職場に向かっている。 私が退職することを知らない入居者の方から 頼られ喜ばれしていると、後ろめたさを感じる。 最後の日が近くなったら、一部…

700円と〇億円の世界

こんなに差し入れが多い職場ってあるだろうか? 私だけ頂いているのか?(他の人も??) 多い時は、サブバッグがびっしりになる… その中でも、他の人に見られないように、 お菓子を持って来る男性入居者がいる。 彼は、業界新聞のトップを引退したばかりで 引退前…

救急隊の方には申し訳ない

帰る前、様子を見に行った。 同居している娘さんが米国に行っていて、 部屋に一人でいるお母様のことを心配されていたのだ。 朝食の時、床に転んだまま、起き上がれなくなっていた。 96才、最近、腰を悪くして、室内も歩行器を使って歩いていた。 夜に一人で…

退職届を書き上げた

今の職場は、突然出社しなくなると言う人が 老若男女問わず何人もいて驚く。 そういうのを最近では"飛ぶ"というらしい。 前もって退職の意思を示すとか、退職願いを出すとかが 常識と思っている私は古い人間だからなのか。 でも私より古い人間が何人も"飛ぶ"…

女王様再来

二日前、K住宅勤務の時、入居者の方に呼ばれたので訪室した。 不満を誰かに聞いてほしくて、私を呼んだようだ。 話はだんだん、新しい責任者Kのことになる。 Kは"聞く耳の無い偉そうな態度を取る人"と奥様は言う。 私も同じように感じていたので、ただ聞いて…

全員退職の可能性

コンシェルジュが全員辞めたM住宅の立て直しは一段落し、 私は、今月から晴れてメインの職場K住宅勤務に戻った。 でも、"晴れて"ではないことになっていた。 私がいない間、新しい責任者Kと遅番担当のMの関係が ギクシャクしていた。 私は、K住宅には時々し…

戦士の休息

休養のため有休を取った。 明日友人と会う予定になっているから、連休になる。 昨日の早朝、血尿が出たので、仕事の帰りに病院に行った。 膀胱炎の可能性が高い。 ただの膀胱炎ならいいけれど。K住宅(メインの職場)の責任者と M住宅(兼任の職場)のコンシェル…

書くことで

昼食は、入居者の方と同じものを調理師が作ってくれる。 入社してから、一度も"私の分が無い"ことが無かった。 調理部門の方で職員食を把握しているか、 分からない時は、確認してくれていたのだ。 ところが一昨日は、12時からの遅番だったのに、無い。 「な…

去ってもいいかな

M住宅と同じ区の高級住宅街にある病院に、 健康診断のために行った。 健康診断が嫌なのは 検査が終わるまで空腹に耐えなければならないこと。 健康である証拠? 診断を受ける必要が無いような・・検査が終わって帰り道、 あれほどM住宅の支援が終わったら…

お金で消えたキモチ

今月、おにぎりの作り置きをして、 コンビニに行く回数を減らしたら、お金が余った。 そして、無駄遣いもしなくなった。 品物を手に取り、要るものか?いちいち考えるようになった。 ほしくてほしくてやっと買っても、 時間と共に、すぐに飽きたり、 必要では…

KとMと、私。

一週間ぶりに行った元々の職場K住宅は、 新しい責任者がKになってから、 掃除が行き届き、ますます整理整頓されていた。 8月に辞めた前の責任者Nは、"出しっぱなし"だったから、 キレイ過ぎるくらいキレイになり、 それは、とてもいいこと。 でも、ちょっと…

天国にある哀しみ

サ高住というのは、地上にある"天国"だ。 介護施設で働いたことがないけれど、 たぶん、施設とは全く違う空気が流れている。 自立している裕福な高齢者の棲み処、それがサ高住。 こんな所で暮らしたいと思っている高齢者や 両親をこんなところに「入れたい」…

KからMへの心変わり

今月は、助っ人で入っているM住宅勤務が 3分の2になっている。 メインのK住宅には時々出勤している感じ。 前の責任者Nが、かなり入居者受けの悪い人だったので、 たまに私が出勤すると、大いに喜ばれた。 でも、新しい責任者Kは、以前働いていた経験もあり…

いつも心に"正義の味方"

休み明け、あーだるい…、と思いながら、職場に向かう。 でも、心の隅に必ず"正義の味方"は、いる。 それは、入居者が非常事態となれば、 最善を尽くすという緊張感。昨日は一週間ぶりのメイン住宅勤務だった。 出勤してすぐに体調確認が必要な方がいた。 午…

小猛獣との別れ

前の職場にいたパート女性(60代後半)を 心の中で"猛獣"と呼んでいた。 彼女の側で働くことになった人は、次々辞めた。 本人曰く、その度に教えたりしなければならないから、 毎回大変な思いをして、「私が大変」と嘆く。 アンタが辞めさせているのだから、 …

『おのぞみの結末』

学校で職場で、言葉は悪いが"コイツ、いなくなればいい!"と 思う人は、いないだろうか? 世の中、いろいろな人がいて、 気が合う人ばかりじゃないから、 誰でも一人や二人はいることだろう。 今日は、そう思っていた一人と 顔を合わせるのが最後の日となって…

よるのおとをきく

夜中に目が覚めた時、耳をすまして音を探す。 全く聞こえない時もあれば、 遠くで車の音、どこかの部屋で トイレの水を流す音なんかがする。 静かな住宅街、静かな夜。子供の頃は、夜中に目が覚めてしまうと、 間違って怖い音が聞こえてしまわないように、 …