何もすることが無く、
外出もしたくないし、本を読む気にもならない。
そんな時は、部屋の模様替えや片付け、掃除をする。
キッチンの窓は、凍っていたサッシも開くようになった。
これで空気の入れ替えも出来ると思ったが、
サッシの枠に黒カビが・・・
見たくない、触りたくない、
でも、ここをキレイにしないと
春の爽やかな空気が入れられない。
そこで、カビ取り剤などを使い、
ガラスも網戸もピカピカにした。
久しぶりに開けた窓から入ってくる空気は、
去年から部屋に淀んでいたものを押し出し、
深呼吸したくなるような新鮮な空気に変わった。
掃除が終わった後のキッチンの窓を何度も見る。
あれほど見ないようにしていた窓は、
部屋の中で、今、一番好きな部分になった。
ときどき、ゲームのように掃除をする。
家事という感覚ではなく、遊ぶのだ。
時間を1時間と決めて掃除する。
普段「埃が溜まっているな」とか、
「ガラスが曇っているな」とか、
気になっているところをただひたすらキレイにする。
1時間経ったら、「止める」というのがミソ。
残りは次回のお楽しみ。
1時間身体を動かし続ければ、
少しはダイエットになっているかもしれない。
掃除をゲームのように楽しむなんて、
ひとり暮らしならではかも。
キレイにしていく後から、汚していく人がいたら、
やっぱりただの家事になってしまうだろう。