想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

実家の台所は戦場

熱帯夜明け。キーを打つ腕はサラサラだ。
昨日の室温は、日中36℃にもなったので、
夜は、いつもより広く窓を開けて寝た。
北海道の熱帯夜は、数える程度しかない。
しばしの我慢だ。

近々、実家の“訪問サービス”を予定している。
その中でも冷蔵庫の片づけを、私はとても楽しみにしている。
反対に、目を三角にして怒る、母のかなりの抵抗
が予想される。
台所の主は、母。
それは私が生まれてからずっとそうだ。
台所にある食器棚や冷蔵庫等々、
母が管理していて、使いやすい状態になっているから、
いくら娘の私でも、変えてほしくない場所なのだ。

でも母は、歳を取って管理しきれないというか、
古くなって腐ったりしたものを把握できなくなっている。
瓶のフタを開けたら、カビで白くなっていたこともある。
実際お腹を壊したり、吐いたりしたことがある。
だから、とくに危険な冷蔵庫内の、
片付けがしたいし、しなければならないのだ。
それを、年老いた母は理解出来ず、
ただ、ただ、自分の陣地に勝手に入ってきて
好き放題する迷惑な娘、と捉えるのだ。

こんな暑い日が続く中、冷蔵庫内のものを
全部出してする作業しようとすると、
いつもにも増して、抵抗するだろう。。
でも、暑い日が続くから、余計にやらなければならない。
チェックしなければならない。

まず冷蔵庫のドアを開けた時、
残ったおかずを入れるスペースを広くしてきたい。
(今はぎゅうぎゅう詰めになっている)
そして、動線を考えて使いやすくしたい。
そのためには実際使っている母の協力が必要なので、
煽てながら、なだめながら行う。
短時間で終わらせるための作戦をいろいろ考えている。

終了後の母の笑顔だけを、期待して。