想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

おしゃれと美容のこと

高齢者の着こなし

50代後半の頃、若作りしているつもりもないのに、 服装が若い、と言われたことがあった。 どんな服を着たらいいの?と聞くと、 「周りの人(おばさん達)のような」、と言った。 低身長のために、子供っぽく(よく言えば若く)見られ続け、 それはコンプレッ…

魔女へと

初めて口紅を塗った日、 弟が「赤いマジックを塗ってるみたいだ」 と言って笑った。お化粧を始めた時、「資生堂」「カネボウ」 「コーセー」の3大日本ブランドがあり、 「資生堂」が圧倒的人気だったと思う。 社会人になった頃、海外ブランドが人気になり、 …

「オシャレ」は長続きしない

40代から60代のことを"ミドルシニア"と言うらしい。 なんでもカタカナにすれば、カッコイイと感じる日本人の私は、 ちょっとうれしい。「若いね」とか、「カワイイね」と言われることが 素直に喜べなくなる年代になった。 でも「オシャレだね」は、誰でも喜…

ちいさなチャレンジ

長年続けてきたことって、なかなか変えられない。例えば、ロングガードル。若い頃からずっと穿いていた。 タイトスカートが多かったせいもあるが どんな服装の時も必ず穿いていた。 ガードルを穿いて座ったままでいると、脚の付け根が痛くなる。 10年前発…

『ふたつのほくろ』

或る女は、鏡を見ながら思いました。 もうカワイイと言われなくなった。 どんなにお化粧をしても、 かわいくもキレイでもなくなってしまった。 塗るだけで美人になる魔法の口紅があるといいのに… 鏡を見る時いつもそう思っていました。ある時、唇に黒いほく…

口元の話

生で見る事の出来ないもの、それは自分の顔。 最近はめっきり言われることがなくなったが、 他人に可愛いと言われると、こんな顔なのに!? 私の見ている鏡が嘘なのか!?と思ったものだ。 洗面所の鏡、姿見、デパートの鏡…みんな嘘なのか!? …可愛いというのは、…

髪と人生

雨の中、歯医者さんへ行く。 風と湿気で、毛先のカールは取れて、 ボサボサになった髪。 前髪はちょっとの風でも全開になる(薄くなった?) いつの間にかこんな髪になってしまった!?生まれた時、髪がボーッと全部立っていた。 数少ない私の赤ちゃんの写真で知…

プチプライス主流の時代

給与収入が無くなって、1ヶ月。 ゆっくりコーヒーが飲める朝を過ごせる喜びに反比例して、 心の奥に巣作っている不安は大きくなっている。 読書やカラオケで現実逃避をしているが、 人に会わない日が続くと、逃避し切れない。 こないだ、友人と母に会った。 …

太らないお菓子

普通の食事も大切だけど、 お菓子も大切だ。 食器棚のカゴにお菓子があるのと無いのでは、 生活の"潤い"が違う。 何も無い時の虚しさと言ったら無い。ポテトチップスは、なんであんなに美味しいんだろう。 太らないならずっと食べ続けていたいと思うくらい。…

靴=スニーカーの時代

地下鉄の車内で足元を見ていると、 スニーカーを履いている人が多いことに改めて気づく。 革靴は、スーツを着たサラリーマンくらいか。 かくいう私も、革靴を履くことなど滅多になくなった。 スニーカーは、とにかく楽だから。 子供も女性も高齢者もほぼスニ…

ハイヒールを履く女

誰にでも1つくらいは、容姿で自信のあるところって あるんじゃないかと思う。 私は、膝下。 長くはないが、細い。足首も細い。 中学生になりセーラ服を着た時、 男子に褒められてから、唯一自信がある所になった。 そんな足には、ハイヒールが似合う。 "ハイ…

マスクが教えてくれたこと

顔のパーツの中でも、目は別格だった。 キレイな目に魅かれて一目ぼれしたとか、 最初にどこを見るかと聞かれたら、 「目」と答える人が多かったはずだ。メークでも、化粧法がいろいろあるのも、 製品の種類が多いのも目だ。 それほど目は、印象を決める最も…

キレイオーラは若さより

M住宅の入居者で、90才前後だというのに、 キレイオーラを放つ二人のマダムがいる。 それは大金持ちという嫌味なものではなく、 女としての可愛さや華やかさを保っているもので、 遥か年下の私でも敵わないと感じる。 明らかにお二人の方がキレイで、可愛…

カット専門店に行ってみた

固定観念から、無駄な出費を続けていることって 多くないだろうか。入院前に髪を少し短くしたいと思い、 カット専門店に初めて入った。 入店して、1200円のチケットを買い、 呼ばれたら席について、 どんなふうにしてほしいか一言二言話しただけで ほぼ…

好きか嫌いか

母が似合わない色の服を買おうとしていたので、 それは止めた方がいいとアドバイスすると、 「好きな色は似合うってことじゃないの?」と言った。 確かに好きじゃない色の服を着るより、 好きな色の服を着ている方が気持ちがいい。 でも、他人からどう見える…

Gジャンは、白衣と同じである

Gジャンを買った。 以前、もう着ることはないと思って捨てた。 でも、また着たくなって買った。 お店の外の椅子に座って 通り過ぎる人を見ていたら、 なんと連続して4人も着ていたから驚いた。 若い人も若くない人も パンツとでもスカートとでも、みんな着て…