想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

絶対幸福時間

令和6年度も、住民税非課税の国民に
10万円の給付金を支給、というニュースを見て、
今回は、私も対象だ!!と喜びながら、
こんな政策の対象になって、
喜んでいるようじゃダメだ、と思った。

ああ、どうして私は・・と思う時、
私に比べて、あの人は、老後の心配がないくらいの
財産があっていいな、と思う反面、
でも、悪い道に入いり苦労させられた弟は亡くなり、
母親も亡くし、父親は施設入ってしまい・・と
不幸なことや大変な面を探す。
家族がまだ元気でいる私の方が
なんだかんだ言っても、
恵まれているのではないかと思い返す。

自分が不幸せと思う時、必ず、同級生や知人や、
いろんな人を思い浮かべながら、比べている。
そうして自分の方が幸せ、と思う落としどころを見つける。
他人と比べなくても幸せ、と思えるものを見つけられない。
(無いのかも)

比べなくても、幸せと思える絶対的幸福要素は
持っていなくても、"絶対幸福時間"は持っている。
それは、『孤独のグルメ』を観ている時。

松重さんが昔好きだった人に似ているということもある。
いつも同じ人が美味しそうに幸せそうに、
食事するだけの内容。
いつ見ても何度見ても飽きず、心が落ち着く。

同じ顔、同じ流れというのは、
目まぐるしくいろんな事件が起こったり、
災害に見舞われたりする現実と違い、
なんて幸せな映像なんだろう、と思う。
・・やっぱり比べている。
これも"絶対幸福時間"と言えないかも。