想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

奇跡を起こすメソッド

たぶん、私はこの街一番の早起きだ。
キッチンでそおーっとそおーっと準備して、
コーヒーの上に、お湯を数滴落とす。
広がる香り。コー匕ーは味よりこの香りがいい。
至福の時だ。

辞めてから、身体の様々な不調に悩まされ、
病気なのか、老化なのか、
わからないまま過ごしていた。
最近になって、足の柔軟性が戻り、
腰痛が消えていることに驚いている。
起床時の原因不明の軽いめまいがあるだけだ。

人間の身体ってホント不思議だ。
ストレスが原因だったのだろうか。
働ける状態じゃないのに、働こうとする心があり、
脳が誤作動を起こしたのだろうか。

脳梗塞で入院した時に、同室の人を見て、
いろんな症状があることを知った。
脳の誤作動で4本の手足が勝手に大きく動く人、
若年性認知症で、いろんなことを忘れていくのに、
2週間後に会いに行った私のことは覚えていた人とか。
原因が脳にあると、どんなに医学が進んでも、
諦めるしかないのだろうか。

義兄のパーキンソン病を思うと、くそぉっ!と思う。
なんで!なんで!と思う。
それは誰よりも本人が思っているだろうけど。
原因がわからないで発症するなら、
突然治ることもあるんじゃないの?と思う。

私の左手が、術後2年経っても治らなかったのに、
術後7年の年の、父が他界した日に治った。
そんな奇跡を経験した。
だから、義兄も…と思っている、思いたい。

世の中にどれくらいの人が奇跡を期待して待っているだろう。
奇跡を起こすメソッドは、経験した私にもわからない。
ただ、奇跡的に治ることは絶対ある、とだけ言える。