想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

主治医は自分

10年前の脳梗塞の跡も無くなっているし、
隠れ脳梗塞もないし、
血管も細くなっているところは無いし、
認知症は?」と聞く私に、
海馬の部分の画像を見せながら、「無い」と笑った主治医。
血液検査で最近数値が悪くて気になっていたASTも、
「肝臓が悪いというより脂肪が」とお腹を叩いてまた笑った。
私の定期検診の診察は、いつもこんな感じだ。
次々と深刻そうな患者が続く中で、
息抜きの患者になっているみたいだ。

心配していないから、(ああ、良かった!)という喜びもなく
(ホントは、とても幸せなことなんだけど)
ただ、ただ、待ち時間の長さと、
支払い金額の多さに、どんよりする定期検診。
脳は、これで良しとして、
後は、2年前から始まった腰から来る足の痛みだけ。

ホルモンが減少して、筋肉が落ち、
内臓が下がって神経を圧迫している?、
浮き指なのか?反り腰のせい?
…いろいろと原因を考えながら、
こんな運動をしたらいいんじゃないか、
いや、今は休めていた方がいいんじゃないか、
試行錯誤をし続けている。

食堂がんが寛解した秋野暢子が”主治医は自分”と言った。
自分の身体の感覚は、自分にしかわからないのだから、
症状や変化にはいつも気をつけていきたい。
手帳に気になる症状があれば記入している。
これはけっこう役に立つ。
診察の時に具体的に説明が出来るから。
また20年前から受診する度に『診療記録』もつけている。

病院に行くのは嫌いじゃない。
仕事として医者も好きだ。
もっと早くそこに気づいて、もっと勉強して、
医者を目指せば良かった…身の程知らずな奴^^ゞ