10年前の脳梗塞の跡も無くなっているし、
隠れ脳梗塞もないし、
血管も細くなっているところは無いし、
「認知症は?」と聞く私に、
海馬の部分の画像を見せながら、「無い」と笑った主治医。
血液検査で最近数値が悪くて気になっていたASTも、
「肝臓が悪いというより脂肪が」とお腹を叩いてまた笑った。
私の定期検診の診察は、いつもこんな感じだ。
次々と深刻そうな患者が続く中で、
息抜きの患者になっているみたいだ。
心配していないから、(ああ、良かった!)という喜びもなく
(ホントは、とても幸せなことなんだけど)
ただ、ただ、待ち時間の長さと、
支払い金額の多さに、どんよりする定期検診。
脳は、これで良しとして、
後は、2年前から始まった腰から来る足の痛みだけ。
ホルモンが減少して、筋肉が落ち、
内臓が下がって神経を圧迫している?、
浮き指なのか?反り腰のせい?
…いろいろと原因を考えながら、
こんな運動をしたらいいんじゃないか、
いや、今は休めていた方がいいんじゃないか、
試行錯誤をし続けている。
食堂がんが寛解した秋野暢子が”主治医は自分”と言った。
自分の身体の感覚は、自分にしかわからないのだから、
症状や変化にはいつも気をつけていきたい。
手帳に気になる症状があれば記入している。
これはけっこう役に立つ。
診察の時に具体的に説明が出来るから。
また20年前から受診する度に『診療記録』もつけている。
病院に行くのは嫌いじゃない。
仕事として医者も好きだ。
もっと早くそこに気づいて、もっと勉強して、
医者を目指せば良かった…身の程知らずな奴^^ゞ