想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

見極め力

ジョブチューで扱われたスイーツの棚に、
放映の次の日に「ジョブチューで紹介されました」
という印刷物が貼られていた。
あの番組は、企業側からお金を貰って
宣伝していると思われても仕方ない。
こんなことは、他の番組でも、ネット内でも溢れている。
「こんなにいい職場なら、いつまでも求人していない」
「こんなにいい商品が、この値段なわけがない」・・疑いばかり。

パソコンが普及する前、
(手書きの文字より)活字の方が
真実と捉えられていた。
同じように、身近な人の言葉より、
マスメディアの人の声を、信用していたと思う。
今は、視聴率や広告収入を得るために
"ウソ"が横行している。
そこにAIが加わって、真実を見分けることが
難しくなってきている。

唯一、真実に近い情報を発信しているものと言えば、
紙の「新聞」だ。
ネットの情報のように、どこの誰が書いたか
わからないような記事が無い。
もし、ネットのような嘘記事を載せて発覚したら、
その新聞社の信用はがた落ちし、潰れてしまうだろう。
新聞社は、嘘記事を書いて人々の興味を引き、
商売をしている雑誌社とは、天地の差がある。
でも、その新聞社、唯一真実の情報を伝えるという
難しい役割と責任を果たしながら、
経営的な面で苦労していないだろうかと心配になる。
(私も経済的な理由で新聞を取っていないが)

嘘情報に振り回されている人々を見て、
企業や番組制作者やライターや
ユーチューバーが喜んでいる。
私達は、自分なりに"見極め力"を
身に付けなければならない時代になっていると思う。