想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

発言は消去出来ない

過去の自分のブログを読んで、
自分が書いたと思えない、こんなこと考えていたんだ、
と思うことがある。
このブログを始めたのは数年前だが、
以前にもやっていて、2500本以上書いている。
これだけ書いていたら、同じようなことを
何度も書いたりする。
前に言っていたことと、違うことを言ったりもする。
ただ言えることは、どちらも本心、その時の本心ということ。 

川勝知事の、切り取られた発言には、首を傾げた。
どう見ても、職業差別としか捉えられない。
そういうつもりで言ったのではないと言っても、
そういうつもりも何も、普段からそう思っている、
本心なのだろう。
本心なら、認めればいいのに、
それを「切り取られた」と
言い逃れしようとするところが問題なのだ。

職業に限らず、人は誰でも少しは心の中に
差別意識を持っていると思う。
他人を低く見ることで、自分を高く
価値ある人間だと思いたいのだ。
価値があるかどうかは、他人が評価することなのに。

失言は、最初に言ったことが本心で、
その後は、取り繕いだ。
でも、悪いことをしている自覚のある人は、
最初に言うことは、嘘。
後に言うことが、真実、だと思う。
水原通訳もそういうことではないかと思う。

私は、公人じゃなくて良かったといつも思う。
本心をつい口にするところがあるから。
言った後に気が付いても、もう遅い。
それで失った人や恋もあり・・・

”腹水盆に返らず”が座右の銘になっている。