想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

サポート終了後の身体

カラオケに行こうと決めていたが、
急遽、予定を変更した。
腰が痛い。
昨日の除雪で悪化したんだろうか。
ツボ押しをするために床に寝そべったら、起き上がれない。
こんな状態でカラオケ店まで歩いて行く途中、
凍った道で転倒したら、起き上がれなくて目も当てられない。
ただでさえ、頸椎に爆弾を抱え、ワルファリン服用で、
脳出血の危険大の身体だ。

今まで経験したことがないから、
腰痛の対処の仕方がわからない。
前に診て貰った時、病院から湿布薬も出なかった。
原因と対処法を自己判断しているが、
なかなか快方に向かわない。
こんな調子では働けなくなるかも、
というのが独身には一番キツイ。

朝、病室の窓から、出勤していく女のコを見ていた。
手術のため坊主にされた頭と固定された首の私。
社会復帰がいつになるかわからない日々があった。
15年も前のことだけど。
友人は、病気が原因の生活不安を抱いたことが無い。
他人の、病気からの哀しみや苦しみは、痛いほどわかる。
自分が経験しないと、他人の痛みなどわからないものだ。

老化というのもそうで、
80代の入居者が、朝起き掛けに、よくベッドから落ちて、
顔や足にアザを作っていた。
「膝がガクッとなった」「わけがわからない」と言った。
今の私には、わかる。
なんだか知らないけれど、そうなるのだ。
そうなっていく。それが"老化"なのだ。
出来ればこういうことのわかる人に、
介護の仕事をしてほしい。
私はわかるようになって来たしやりたいとも思う、
でもこんな身体では・・

人間の身体の耐用年数は、55年とか60年とか言われる。
この歳だと、サポートは終了している。
自分でなんとかしていかなくっちゃ。。。。