冬になったと思ったら、急に大雪になり、
私の玄関ドアの前に溜まった。
建物の位置や風の関係で、
落ち葉が溜まりやすい場所があるように、
私の玄関前には雪が溜まる。
いつものように、自分の玄関前から始めて、
下に降りて行く通路(外階段を含めて)の除雪をした。
その途中の部屋の前の除雪を"ついでに"すると
ほぼ全体の除雪をしたことになる。
その後、下に落とした雪を融雪構へ落とす作業。
その時も、"ついでに"向かいのアパート側の雪も落とす。
なんだかんだ全体の除雪をしてしまうようなことになる・・・・・
雪は、昨日の夜頃から降り始めた。
夜の9時頃、たぶん下の階の奥の人が除雪をしていた。
除雪をしている音が聞こえると、なんだか落ち着かない。
やっていない罪悪感を感じてしまうのだ。
誰かがやってくれていて、
ラッキーという気持ちにはならない。
自分から除雪をするのは、罪悪感を感じたくないからかも。
除雪の仕方で、自分の部屋の前だけしかしない人がいる。
みんながそうだと共用部分は除雪されないままだ。
一軒家の場合、自分の家の前だけ掃除や除雪をするだろう。
もし隣の家の前まで、"ついでに"やってあげたら、
始めは感謝されるだろうが、
お返しにこっちもやらなくてはと返って煩わしく、
迷惑と思われたりするかもしれない。
集合住宅の場合、建物敷地内に共用部分が多いから、
自分のところだけというわけにはいかない。
"ついでに"という気持ち、「ある人」と「無い人」は、
はっきり分かれる。
一概には言えないが、それは人付き合いにも表れる。
「ある人」は、いろんな面でよく気がついて良い
と言われたりするが、気を遣い過ぎて疲れ切る。
「無い人」は、、サッパリしていて気楽で、生きやすそう。
でも「ある人」は、なかなか「無い人」になれない。