職場の禍から逃れて、
やっと平和な日々が訪れたと思ったら、
今度は住居での禍に見舞われた。
朝8時、チャイムが何度か鳴り、
なんだろうこんな早くにと無視していたら、
相手はドアをガンガンと叩き出した。
これは無視しているわけにはいかないと、
ドアを開けずに「何かありました??」と聞いたら、
相手は下の階の奥さんだった。
(4年前、騒音クレームでだんなさんの方が
朝5時に文句をつけに来たことがある)
奥さんが言うには、夜遅く、朝方、除雪の音が煩い、
それから足音が響く、という文句。
除雪の音を、私が犯人と思い込んでいる。
また足音にしても、4年前のことがあるから、
生活音全体に気を付けて生活を続けていた。
どうやら、他の部屋の音を私だと思っているらしい。
とばっちりだ。
管理会社に電話をした。
この棟の入居者全員に宛てる文書を入れるということで、
様子を見ることになったが・・・
そんな事件があったせいで、
転居、実家に戻る、いろいろなことを考えた。
年金額を補うために新しく仕事を見つけるより、
家賃がかからない実家に帰った方がいいのではないか。・。・。
そんな考えは、昨日までほとんど無かったのに、
今回の件で、いろんな面から、考えて、考えて、考えていた。
自分の老後の大事な問題だし。
経済的な面から、もっと早くに考えているべきだった。
今回の事件、辞めた会社、全て、自分の老後をどうするか、
考える時が来た、道を選ぶ時期だという
神様の"お導き"のような気がしている。
そう簡単に答えは出ないが、
案外、こういう考え方も、こういう道もあったのね、
ということになるかもしれない。