想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

恐怖の館

曇りで時々雨も降る。
借りて来た本を読み終わって、
さて何をしようかとボーッとしていると、
下の部屋から、ドスッという音と共に、
ギャァという叫び声がした。
暴れる野良猫を押さえつけようとするような音が続く。
どう考えても、5歳の女の子と母親がいるとは思えない。
キャッキャッという楽しい笑い声がするのが普通、
と思うのは、認識不足なんだろうか??

そんな音が聞こえてきたら、
私は抜き足差し足で歩く。
上の部屋に人がいる、と思っただけで、
あの母親(クレーマー)は、
暴れる子供を静かにさせようとするだろう。
生活音が気になり文句をつけに、
わざわざ上の階に上ってきて、
私の玄関ドアをバンバン叩いて叫ぶような人だ。
自分のところで音を出すことに、
逆に敏感になっているはずだ。
私は基本、子供の泣き声とか、走り回って遊ぶ音には、
「元気でいいね~」と思う方なのだけど。

ああいう母親だから、あんな子供になったのか、
あんな子供だから、あんな母親になったのか。
子供を産んだことのない私は、
母親を責めるつもりはもちろんなく、同情している。
ただ、自分に被害が及ばないことだけを願っている。

下からの恐"負"のオーラは、相当強い。
仕事からあの部屋に帰って来る父親は、
よく耐えられるものだと思う。
どうか、子供が無事でいますように・・
物騒なことが起きませんようにと祈る、今日この頃。