想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

「警察」が悪くする

TVで、女性ソロキャンパーが
怖い思いをしたという話題を見た。
ナンパしてきた中年男性に「警察呼びますよ」と言った。・。。

被害を受けそうな怖い思いをした時、
すぐ警察を呼ぼうとする人がいる。
”警察”と言う言葉を使っただけで、物事が悪化し、
普通の人が犯罪者に変わることがあるのに。

下の部屋の奥さんが、上の私の部屋からの
生活音(騒音ではない)で文句を言いに上がってきて、
玄関ドアをバンバン叩いた時、
管理会社の担当者は、対処が出来ないような場合は、
警察に…みたいなことを言った。
そんなことをしたら益々怖い思いをしそうだ。

昔は、ストーカーと言う言葉が無かった。
気になる人がいたら、つけて行くとか、隠れて見ているとかは、
微笑ましい恋愛行動だったはずだ。
『まちぶせ』という歌が流行したくらい。
それが、ストーカーと名付けられた途端に、
普通の人が犯罪者になってしまう。
いくら大人しい人でも、そりゃあ怒るでしょう。
可愛さ余って憎さ百倍になるでしょう。

一人でいる人を見て、
友達や恋人がいなくて寂しいように見えるのは、
自分がそうだからそういうふうに見えるのだ。
ソロキャンプをしている人は、
一人の時間を楽しみたくて来ている。
その中年男性は、一緒に行く人がいなくて、
一人でキャンプに来たのだろう。
合コンでポツンと一人ぼっちになっている女のコに
声をかけるのと同じ感覚だったのではないか?

今は、突然犯罪者に変わるような人が増えている。
「警察」に頼ろうとする前に
ひらりと身をかわすテクニックを身に着けたいものだ。