想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

奥様の逃走

昨日は、兼務しているM住宅の勤務日。
ホントのホントの出勤最終日。
もうこれでこの会社から離れられる。
何事も無く、穏やかに入居者様とお別れするはずだった。
…ところが事件が起きた。

前々から夫婦仲の悪かった奥様の方が、
ご主人がレストランで食事中に逃走したのだ。
「外出した」が「逃走した」になったのは、
キッチンにいた調理師(女性社員)が
追え!というような指示を私にしたから
とりあえず後を追ったら、奥様は、
私の腕を掴んで「(もう我慢出来ないから)出て行く」と言われた。
後から来たご主人が引き留めたにも関わらず、(逃走)した。
その調理師が、部長に電話するように指示をしてきた。
部長は息子様に電話するように言い、
息子様は警察に電話をしてほしいと言った。
結局警察に捜索依頼をすることになって、その対応に追われた。

私が追ったのが、調理師の指示ではなく、
"ご主人に言われたから追った"と記憶違いしたことを
遅番でやって来たそこの住宅の責任者Mや上司、
そして調理師から、責められた。
たまに兼務で行っているだけだから、
状況判断がすぐには出来ない(言い訳)
そんな中で、振り回された上、責められ・・
(こんな会社、辞めると決めてホントよかった)と思った。
今思えば、その調理師が(追え!)という指示をしなかったら、
警察沙汰にもならず、頭を冷やしてから
奥様は夜遅くに戻られたのではないか??

私の勤務最終日にあった出来事。
(辞めてもったいなかった…)という気持ちがゼロになり、
むしろ良かった、と思った。
入居者からのクレームが多いその調理師、
相手を怒らせるのが得意な責任者M、
別れを惜しんで挨拶に来てくれた入居者の方々、
M住宅の皆さん、さようなら。