想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

痩せたい私と友達のこと

雨が降る日以外はウォーキング、と決めている。
健康のためというより、やはり体重を減らすためだ。
今より2kg減らしたい。
こないだ着た喪服に、「これ以上太るな」と言われた。
同じ体型を維持していくことは、経済的でもある。

ウォーキングの持ち物は、
鍵とスマホ、手帳と健康保険証と、
ティッシュと小さいエコバック。
それをウォーキングポーチに入れて斜め掛けしている。
両手が空いている方が、歩きやすい。
手帳は、"ワルファリン手帳"
歩いている途中で、何があるかわからない。
そこに緊急連絡先を書いている。
また血が止まらなくても、薬のせいだとわかるだろう。

一昨日、もう一人の友人に会った。
彼女とは半年ぶりだ。
中学のブラスバンドで一緒だった人。
当時、彼女は"お人形さん"だった。
髪も肌もキレイで、お饅頭顔の私は、
コンクールで彼女の横で、
写真に写るのがイヤだった。
40代の頃に再会してから、
付き合いが続いている。
その時すでに別人になっていたが、
こないだは、益々痩せて別人だった。
もし中学を卒業して初めて今の彼女を見たら、
誰かわからなかっただろうし、わかったら泣いただろう。
本人は、お人形だった頃の自分を忘れて、
今の自分は年相応という感じで気にもしていない様子だが。

自分のことは、劣化している姿を毎日見ているから
大目に見ている人がほとんどだと思う。
でも他人は、時間を飛ばして見ることが多いから、
変化に衝撃を受ける。
友人だから、見た目がどうのとか気にするのはおかしいし、
むしろ失礼なことだとは思う。
この気持ち、どこからくるかと言えば、
やはり、"別れ"が近づいているような
怖さを感じるからだろう。