雨が降る日以外はウォーキング、と決めている。
健康のためというより、やはり体重を減らすためだ。
今より2kg減らしたい。
こないだ着た喪服に、「これ以上太るな」と言われた。
同じ体型を維持していくことは、経済的でもある。
ウォーキングの持ち物は、
鍵とスマホ、手帳と健康保険証と、
ティッシュと小さいエコバック。
それをウォーキングポーチに入れて斜め掛けしている。
両手が空いている方が、歩きやすい。
手帳は、"ワルファリン手帳"
歩いている途中で、何があるかわからない。
そこに緊急連絡先を書いている。
また血が止まらなくても、薬のせいだとわかるだろう。
一昨日、もう一人の友人に会った。
彼女とは半年ぶりだ。
中学のブラスバンドで一緒だった人。
当時、彼女は"お人形さん"だった。
髪も肌もキレイで、お饅頭顔の私は、
コンクールで彼女の横で、
写真に写るのがイヤだった。
40代の頃に再会してから、
付き合いが続いている。
その時すでに別人になっていたが、
こないだは、益々痩せて別人だった。
もし中学を卒業して初めて今の彼女を見たら、
誰かわからなかっただろうし、わかったら泣いただろう。
本人は、お人形だった頃の自分を忘れて、
今の自分は年相応という感じで気にもしていない様子だが。
自分のことは、劣化している姿を毎日見ているから
大目に見ている人がほとんどだと思う。
でも他人は、時間を飛ばして見ることが多いから、
変化に衝撃を受ける。
友人だから、見た目がどうのとか気にするのはおかしいし、
むしろ失礼なことだとは思う。
この気持ち、どこからくるかと言えば、
やはり、"別れ"が近づいているような
怖さを感じるからだろう。