想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

外へ

ここのところ、毎日出かけている。
下の部屋にクレーマー主婦がいるから、
部屋にいても安らがない。
(また突然やって来てドアをバンバン叩くのでは?)と思うのだ。
もう直接は来ないと思うが。

下の部屋の住人、旦那さんは朝7時前に出勤し、
夜に帰宅しているが、会話がなく静かだ。
クレーマー主婦の方は、8時30分過ぎに起き出す。
日中、母娘の声は聞こえない。
「娘さんに聴覚障害があるのでは?」と言った友人の話は、
ホントに当たっているかもしれない。
でも、そのイラ立ちを上の部屋の住人にぶつけられてもね、と思う。

今日は、午後からウォーキングと決めた。
毎日、何処に行こうか、何をしようか決めるのが楽しみだ。
求職関係、買い物、図書館、カラオケ、そしてウォーキング、
だいたいそのどれかだ。
こないだは、小旅行もした。
天気予報が"晴れ"だったので、
今日なら海がキレイだろうと思い、小樽に行くことにした。

電車で、海が見える側に座り、
住宅街の隙間から海が顔を出すのを待つ。
そしてだんだんと窓は空と海だけになる。
空は青く海はエメラルドグリーンと紺色のボーダーだった。
街はコロナ前に戻ったように、
海外の観光客が大勢歩いていた。
私は、今年初めての半袖を着て行った。
ソフトクリームが食べたかったけれど、
外で食べるのはまだ抵抗があって止めた。
楽しい数時間を過ごして帰宅。

もし下の部屋にクレーマー主婦がいなかったら、
大好きな自分の部屋で、
まったりのんびりずうーっと過ごしていただろう。
活動せよ、と背中を押して貰っていると受け止め、
少しだけ感謝。