想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

メンバーは3人

昨日は、澄んだ青い空。雲ひとつ無い空より、
大きな雲が流れる青空の方が好きだな、と思いながら
外出しようとしたら、珍しく弟から電話があった。
大人になってから、というより、
弟が結婚してからは会うことも
話すことも少なくなっていた。

4月からの相続登記の義務化で、実家の土地の半分が、
亡くなった父の名義のままになっているので、
長男である弟が手続きをしようと動き出していた。

”相続”というのは、親には話しにくい話題だ。
元気な親に話すのも躊躇われる話なのに、
もし入院していたり、施設に入っていたりしたら、
話し出すことなんて、無理だろうと思う。

弟は、手続きで必要な話を
姉二人にそれぞれメールをするのは大変だから、
「LINE」を使おう、と言った。
三人ともアプリは、入れている。
弟はあまり好んで使っていなかった。
私も好きではなく使っていないので
友達追加する方法さえ、よくわかっていなかった。

"三人で話す"ということは、
グループを作ればいいんだろうと思い
『(名字)チーム』と名前を付けて作ってみた。
そこに姉を入れ、弟を入れることに成功した。
早速弟から、ギネス記録に登録されそうなくらいの
長い長い説明というか話が入いり
姉弟三人は同時交流した。

子供の頃、私がよく袖を引っ張っていたので
弟のセーターの襟元が伸びていた、そんな写真が残っている。
あの"か弱い"弟は、おっさんになり、私も歳を取り・・
「LINE」に作った『〇〇チーム』は、
これから母の近況なども報告し合うだろう。
別々に住んでいても、"ワンチーム"になった気がした。