想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

サ高住で働くということ

老後の住まいということで、サ高住が誕生してまだ10年ほどだ。
昔は無かった。
昔は歳を取ったら、子供と同居したまま面倒を見て貰って、
終わりを迎えるというのが一般的だった。
子供のいない人は、独居老人となり、孤独死をすることも。
どちらにしても、老後は寂しいイメージ。

今は寿命が延び、年老いても、
自由に楽しく暮らしたいと思う人が増えた。
しかも、何かあった時に助けて貰えるような。。
ということで誕生したのが、"サ高住"
でも、理想の暮らしを得るためには、お金がかかる。
だからある程度、裕福な人だけが入れると・こ・ろ。

費用は、高額だ。
でも、そこで働くスタッフに還元されているわけではない。
仕事の内容は、難しくは無いし、忙しすぎることも無い。
でも何かあった時には、素早く適切な対応が求められる。
それは簡単なことではない。
消防士に似ている仕事と思う。
違うのは、自分の生活が十分に保障されていない中で、
消防士のように働くということだ。

サ高住のコンシェルジュ
この仕事について10ヶ月ほど経った。
未だにどうあるべきとうのがわからない。
会社からの指導も無いし、先輩を見ていても、
首を傾げることばかり。
サ高住が誕生して歴史が浅いから
確立していない職種なのかもしれない。
ここでの働き方は、個人の判断に任せられている。
そんなボヤッした人や会社が運営するところに
高いお金を払って、理想の老後の暮らしを
手に入れた気持ちになっている入居者様・・

仕事と割り切ってドライな気持ちでいれたら。
感情を持たずに、決められた時間内
ただ決められたことをひたすらやり続けられたら。
工場の作業員のように。

でも人間相手の仕事だから、悩む。