老後の住まいということで、サ高住が誕生してまだ10年ほどだ。
昔は無かった。
昔は歳を取ったら、子供と同居したまま面倒を見て貰って、
終わりを迎えるというのが一般的だった。
子供のいない人は、独居老人となり、孤独死をすることも。
どちらにしても、老後は寂しいイメージ。
今は寿命が延び、年老いても、
自由に楽しく暮らしたいと思う人が増えた。
しかも、何かあった時に助けて貰えるような。。
ということで誕生したのが、"サ高住"
でも、理想の暮らしを得るためには、お金がかかる。
だからある程度、裕福な人だけが入れると・こ・ろ。
費用は、高額だ。
でも、そこで働くスタッフに還元されているわけではない。
仕事の内容は、難しくは無いし、忙しすぎることも無い。
でも何かあった時には、素早く適切な対応が求められる。
それは簡単なことではない。
消防士に似ている仕事と思う。
違うのは、自分の生活が十分に保障されていない中で、
消防士のように働くということだ。
サ高住のコンシェルジュ。
この仕事について10ヶ月ほど経った。
未だにどうあるべきとうのがわからない。
会社からの指導も無いし、先輩を見ていても、
首を傾げることばかり。
サ高住が誕生して歴史が浅いから
確立していない職種なのかもしれない。
ここでの働き方は、個人の判断に任せられている。
そんなボヤッした人や会社が運営するところに
高いお金を払って、理想の老後の暮らしを
手に入れた気持ちになっている入居者様・・
仕事と割り切ってドライな気持ちでいれたら。
感情を持たずに、決められた時間内
ただ決められたことをひたすらやり続けられたら。
工場の作業員のように。
でも人間相手の仕事だから、悩む。