想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

若くなくてもキレイじゃなくても

今日はメインの職場K住宅勤務。
イマイチ協調性の無い新しい責任者の態度に呆れているが、
早番と遅番の交代の重なる時間だけ耐えれば、
あとは、ひとり仕事。
気楽で楽しい職場だ。
M住宅とK住宅どちらの職場に行くのも嫌じゃないのは、
待っていてくれる、というか、
私が来るのを楽しみしている入居者が何人もいるから。
最高齢の、パートのコンシェルジュを…

M住宅のコンシェルジュは、20代と若く、とても美人。
彼女は、いつも「うちの会社は年齢が高過ぎる、
もっと若い人を入れて育てなければいけない」と、
一見、会社のことを考えているような発言をする。
(それを私に言うというのは、ちょっと・・)
私もそれは確かにそうだと思うのだが、
ここは、サ高住。
一般の職場とは違うのだ。
若い男性の多い事務所とかなら、
ただいるだけで、若くてキレイな人が持てはやされただろう。
でも、サ高住のお客様は、高齢の方(女性が多い)
若くてキレイな人を見て元気になる時期は超え、、
元気にしてほしい、安らぎを与えてほしい時期に
突入している方々だ。

足が悪くてコーヒーを淹れに来られない人に
淹れてあげると、とてもうれしそうな顔をされる。
私は、そのお顔が見たくてコーヒーを淹れる。
仕事が増えるだけだから、そんなことはしないという、
自分のことしか考えられない人達は、
若くても、キレイでも、好かれない。
現にM住宅の彼女の良い評価を聞いたことが無い。

去年、K住宅で亡くなったKさんのご家族が
一周忌の後だろう、お菓子を持って立ち寄ってくれた。
(私は不在だったが)
こんなふうに退居後に、挨拶に見えることは珍しいこと。
少しは、心が伝わっていたと思いたい。