想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

いつも心に"正義の味方"

休み明け、あーだるい…、と思いながら、職場に向かう。
でも、心の隅に必ず"正義の味方"は、いる。
それは、入居者が非常事態となれば、
最善を尽くすという緊張感。

昨日は一週間ぶりのメイン住宅勤務だった。
出勤してすぐに体調確認が必要な方がいた。
午前中、庭園の草取り(会社が依頼しているわけではない)を
していて具合が悪くなったという。
ひとり立ちした新しい責任者のKさんは、
軽い熱中症と判断し、部屋で休むことを勧め、
経過観察としているだけだった。
私は、いつもの"ただ事じゃない"という直感で、
訪室し、バイタル測定をして症状の確認をした。

「部屋に戻ってから右足の感覚が一時無くなった」
「何度も吐いた」
「左胸の下側がキリキリと痛み続けている」などなど。
これは、夜中に急変しては大変と思い、
専任看護師に相談したりして、救急搬送することに決めた。
私が聞き取りをしている最中、
心配して訪問していた他の入居者が
新しいコンシェルジュでは、何もしてくれないので不安と
会社の対応の不満を漏らしていた。
人が入ってはすぐに辞めるを繰り返す会社への
不満は、どこの住宅でも絶えない…

新しい責任者のKさんの対応を責めるつもりは無い。
まだ慣れていないからだろう。
(でも以前同じ系列のサ高住で働いていたのだが)
でも、"ただ事ではない"と感じる感覚は、
持ってもらいたいと思う。

搬送された入居者の方は、入院することになった。
「大腸が爆発寸前だった」と同居する奥様が教えてくれた。
まずは、間に合ってよかった。