今朝は、春になりかけていた景色が、
一気に冬に逆戻りしていた。
ベッドの上で、起き上がる時いつも、
予定(仕事)がなくて張り合いがないな、と思う。
辞めた職場の求人は、最近になってやっと終了していた。
私が辞めた後、人が定着しなかったのだろう。
1年が過ぎていた。
今後また求人する必要が無いように…と思う。
入所している伯母を
施設のブログの写真で見る事が出来る。
前より一層頬がこけ、痩せたように見える。
母にそのことを伝えた。
でも面会に行く話は出なかった。
母は「(伯母の状態は)歳なのだから仕方ない」と言う。
激変している姿を見たくないというのもあるだろう。
面会に行っても、喜ばれるわけじゃない、
という気持ちもあるように思う。
(伯母は認知症が少し始まっているから)
母は、もう残り少ない自分の人生を
いかに楽しく過ごすかだけ考えているようだ。
伯母の気持ちを考えるために、
髪も顔も激変した自分、
介助なしに生活出来ない自分、
ほとんどベッドの上で、
食事だけを待つ生活をしている自分を想像してみた。
そんな生活の中で、家族や友人知人の面会に、
楽しみとか、うれしいとか、そういう気持ちが
どのくらいあるんだろう。
…考えられなくて、思考がストップする。
母や伯母のことを考えることより、
今は自分のこれからの生活や
仕事のことを考えるべきなのだろう。
いずれ、今の母、今の伯母の気持ちが
自然にわかるようになるのだろうから。