ジャニー氏の性加害事件が、
松本人志問題にかき消されてしまった。
この二つは、"性加害"の共通の話ではあるが全く別物だ。
松本人志問題で、私は同性として、
被害者側に同情「してはいない」
昔のことをなんで今更と思う。
やっと言えるようになったからと言う人もいるけれど、
それほど精神的なダメージを受け、
時間と共に忘れかけたことをどうして今更?と思う。
出版社側や被害者側のお金目的、
被害者の復讐(?)目的、としか捉えられない。
職場で男性上司に気に入られると、
すぐに正社員になったり、
給料が上がったりということはよくある。
そんな特別待遇は、女性に対して多い。
特別待遇された女は、上司のセクハラも我慢する。
今の時代は、各種ハラスメントにうるさくなってきていて
昔ほど多くはないと思うが。
何が言いたいかと言えば、女は自分の利益のために、
上司(男)を利用する気持ちが、無いわけではないということ。
女の武器を使わなくても、
女であること自体が武器になり、
得をすることがある。
松本人志問題の被害者は、
芸能人との飲み会に積極的に参加している。
芸能人の友人が出来るかもしれない、
芸能人と結婚出来るかもしれないなど、
多少の期待を持っていたはず。
その段階で"同意"が少なからず、「ある」。
結婚相手にもなれなかったし、
遊ぶ相手としての"代金"も多くなかったし・・・
そんな不満を、性加害事件で騒ぎ出した時代の波に乗って、
吐き出してきたように感じる。
そういう意味で松本人志だけを悪く言うのは、違うと思う。