想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

被害の感覚、昔と今

趣味が作文の私は、
さあて、今日は何を書こうかなぁと思って、
真っ先に出てきたのは、やはり
まだまだ沈静化しないジャニーズのこと。
ファンだったこともないのに、どうして気になるのだろう。
今の生活が満たされている人は、
きっと、この話に興味を持たないだろう。
ネガティブな話題には、今の生活に何かしら
不満がある人、不幸せな人が乗っかる。
共鳴しやすい。
今の私もそういうことなのだろう。

被害という感覚は、
人によっても時代によっても変わるものだ。
セクハラという言葉がなかった時代、
容姿や年令の話題は普通だったし、
お尻を触る上司も珍しくなかった。
それが悪いと一般的に言われるようになって、
嫌悪感を持つ人が増え、セクハラという言葉が出来た。
また事務所でタバコを吸いながら仕事しているのも普通だった。
タバコは身体に悪い、間接的に煙を吸うだけでも悪い、
と言われるようになり、嫌煙家が増えた。

今回の性被害の件も、
人によって、嫌悪感の度合いが違っていそうだ。
トラウマになる人もいれば、
変なことされたことがある、というくらいの人もいそうだ。

被害を受けた上に仕事が減って…というのは、
可哀そうだとは思う。
でも、TVでジャニーズジュニアを見ると、
どうしても連想してしまって、気持ちが悪いのも事実。
視聴者が不快に感じることは排除していく、という今のTV業界、
淘汰されていってもしょうがないと思う。
それでも生き残っていける人がいたら、
本物のエンターテイナーってことなんだろう。