想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

目先のこと

9月ということは、今年は残り約3か月だ…!
今まで経験したことのないような暑い夏、とても長く感じた。
8月は、ウォーキングはもちろん、
読書さえする気にならないほどだった。
発熱体のようになった体から流れる汗で
濡れるタンクトップの洗濯が日課になっていた。

今日が9月11日ってことは、同時多発テロの日だ。
朝の情報番組では、何も取り上げていなかった。
あんな歴史的な大きな事件も、
時が経ち、しかも他国のことだと、こうなってしまうのだ。
日本人はとくにそういうところがあるのでは?
次から次といろんなことが起こるので、
目先の問題に気をとられ、過去のことを忘れていく。
そうしないと前に進めない。
ある意味とてもポジティブ。

仕事探しもそっちのけで、暑さにだけ向き合っていた私は、
ようやく重い腰を上げようとしている。
でも、その腰、今まで経験したことのない腰痛で、
働き出すのには、不安しかない。
そんなところへ持ってきて、
母の「仕事は?」というプレッシャー。
母にとっては、私はただの失業者で、
そうなってしまった経緯も、年令も体調も関係ない。
働かないでいる今の私は、怠け者で、
転職を繰り返す飽きっぽい性格の娘でしかない。

辞めて半年以上経つ会社は、相変わらず求人状態。
求人内容を変えたり時給を上げたりしているようだが、
人が定着しないのだろう。
入社して1日で長くても1年以内に辞めて行く人が続出する会社だった。
そんなところに、2年半も勤めた私を
少しは認めてくれてもいいと思うが…
ずっと働いてはいたが就職活動をしたことの無い公務員の妻の母には、
誰にも頼らず自分で仕事を見つけ、
様々な経験をしていることなど、どうでもいいのだ。
今、失業中ということだけ見ている。