順調に積雪が減ってきていて、
春に近づいて行っている気がしていたが、
今朝は、しんしんと降っている。
また積もりそうだ、とすぐ諦める。
まだ2月なんだし。
楽しみにしているのは、
乾いたサイクリングロードを歩くこと。
この冬、いやこの一年、身体の不調で、
遠くまで歩く元気や勇気が無くなってきていた。
足裏のもみほぐしで快方に向かってから、
俄然、力が湧いてきた。
春が待ち遠しい。
冬になると雪国では、冬眠に近い生活になる。
一年中同じように活動していられる地域に比べて、
いろんな面で格差が生じるのはしょうがないと思う。
雪国の、春になったら!という、
春への期待や希望は半端ない。
春が来ることがわかっているから、
待つことが苦痛ではない。
春が来るかどうかわからない、
いつ来るかわからないならば、
どんなに重苦しい日々を送ることになるだろう。
生きて行く中で、入院生活や求職生活、浪人生活、避難生活、介護生活・・
今の生活から抜け出せる日を待つような出来事は、多い。
いつ来るかわからない日々は、
「待たない」というのが、
良い待ち時間の過ごし方なのではないかと思う。
待っているというのは、
今が、あってはいけない時間の過ごし方だと思うことだから。
入院生活や求職生活で、
長い待ち時間を何度も経験したが、
良い思い出として、受け入れられるようになった。
これが生きる力に変わっていけばと思う。