『ガイアの夜明け』で、雑誌『ハルメク』を取り上げていた。
編集の過程を見ていて、
(こういう仕事がしたかったんだよね)と思った。
編集してコラムを書いて・・新聞社で働くという夢は、
新卒の時、業界紙の会社に入社して叶ったはずだった。
でも配属は経理だった。
1年も持たずに辞め、あれから転職人生が始まった。
それはそうと、『ハルメク』は
米寿を過ぎた母が愛読していたから、
母世代を対象にしているのかと思ったら、
50代60代が対象の雑誌だった。
母より、私向きの雑誌なのだが、
雑誌をパラパラと見た時にあまり興味を持てなかった。
読者モデルも、同世代ではないと思った。
でも、同世代どころか下の世代の方達だったのだ。
私が、60代の自分を自覚出来ないでいるために起こる現象!
自覚出来ていないだけで、
普通に身体や顔は、老化していると言う現実!
普段着ている服も、”らしくない服”が多かったかもしれない。
この年代らしい服っていったいどんな服だろう。
”らしい服”を着たら似合うんだろうか・・・・
「おばさん」と呼ばれたりしたことがあまりない。
今は”おばさん”と言うのは失礼、みたいな風潮もあるし。
子供を産み育てたことが無い”結婚前の女"のまま歳を取ると、
既婚者とは、明らかに違う見た目(服装や髪型)や考え方になる。
それは悪いことばかりではないが、良いとも言えない。
事実、こうして60代の自分を自覚出来ないことに悩んでいる。
子育てをして、徐々に自分の歳を自覚していっている人には
わからない違和感が、かなり大きい。
このまま「おばさん」と呼ばれることが無くて
いつか急に「おばあちゃん」と呼ばれる時が来る。
おばあちゃんの自分を
受け入れられるだろうかと心配になるが、
さすがに鏡の中のシワシワになった顔を毎日見ていれば、
素直に認められるのだろう(;_;)