日常というのは、ちょっとした意識の変化で変わり、
動き出すものだ。
「老後の暮らしがイメージ出来ない」と前のブログで書いた。
それは、私には老後が無いってこと?と思った。
つまり、人生の終わりが近いってこと?と思った。
というのも、子供の頃の母の話を思い出したから。
独身の知人が亡くなった時、
「(早死にする運命だった)だから結婚しなかったんだね」
私もそうなのか??
そう思った瞬間、結婚を…ではなく、早く就職しようと思った。
時間が無いのだから。
そんな気持ちで求人検索をしていると、
近場で、勤務時間も前の職場のように
早くから起きなくてもいいような仕事を見つけた。
フルタイムで!しかも社会保険にも加入して!
(そこまでいい条件は望んでいなかったが)
早速紹介状を貰いに行き、応募書類を作り送った。
半年以上、のらりくらり生活を送っていたので、
書類の作成だけでもとても疲れた。
3か月以内の写真は無く、数年前の写真を使う。
(顔は変わっていないだろうと思うのは、自分だけ?)
最後に封書に赤字で「履歴書在中」と書く時、
赤のマッキーが無いことに気づき赤ボールペンを使用。
朝、ポストに投函し、母との待ち合わせ場所に向かう。
母は、新しく出来たハルメクのお店に行きたくてやって来た。
私は、付き人、保護者、同行人。
子供より自由な母に付き合ってグッタリ。
昨日はいつの間にかソファーで寝てしまった。
「老後の暮らしがイメージ出来ない」というのは、
早死にするってことじゃなく、
自分が歳を取ることをイメージ出来ていない、ってことだ。
誰でも、今までのようには歩けなくなると思っていないし、
今までのようにはテキパキいろんな手続きが
出来なくなるなんて思っていないのだ。