想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

60代は発想の転換期

退職が決まってから、退職後の生活をイメージしている。
朝起きて、出かける予定の無い日が続くのは嫌だし、
貯金が減る一方の生活も嫌だ。
今度はどんな仕事をしようか、
どんな人と出会えるか愉しみにしている。
(今のサ高住の入居者と会えなくなるのは寂しいが…)

定年退職して、悠々自適な生活をする、
というのは、幸せな老後だろうか?
サ高住で働いて、そういう方々の暮らしを見ていると
どうもそういう気がしないのだ。
お金の不安が無い、出かけるといえば病院、
話し相手はごく僅かで、不平不満ばかりが話題。
何の楽しみも無い同じような日の繰り返し。
そのうち介護が必要になり、施設に転居、そして・・
お金が十分にあっても、こんな老後なのだ。

私は今、本格的な年金生活をどう過ごして行こうか考えている。
年金だけじゃ生活出来ないからどう補おうかとか、
どんな職場に所属して、社会と繋がって行こうかとか、
どんなことを楽しみにしていこうかとか。

お金に関しては、発想の転換をしている。
例えば、服。
若い頃のように新しく買わない。
何を着ても、たいして似合わないし、
誰が同じ服を着ていると気付くだろう。
また、化粧品にしても、ポイントメークなら
プチプラでいいのではないか。
何千円のアイシャドウを使っても、劇的にキレイにならない。
ネットの接続料も毎月六千円近くは高過ぎないか?
スマホだけでもブログは出来るし、
Excelの家計簿は、繋がっていなくてもいいのだ。

節約の新しい気づきが出来た時、なんだかうれしい。
この感覚は若い頃には無かった。
年金生活に向けて、発送の転換が出来るようになってきている。
成長期とか思春期のように、"発想の転換期"というのがある。