退職が決まってから、退職後の生活をイメージしている。
朝起きて、出かける予定の無い日が続くのは嫌だし、
貯金が減る一方の生活も嫌だ。
今度はどんな仕事をしようか、
どんな人と出会えるか愉しみにしている。
(今のサ高住の入居者と会えなくなるのは寂しいが…)
定年退職して、悠々自適な生活をする、
というのは、幸せな老後だろうか?
サ高住で働いて、そういう方々の暮らしを見ていると
どうもそういう気がしないのだ。
お金の不安が無い、出かけるといえば病院、
話し相手はごく僅かで、不平不満ばかりが話題。
何の楽しみも無い同じような日の繰り返し。
そのうち介護が必要になり、施設に転居、そして・・
お金が十分にあっても、こんな老後なのだ。
私は今、本格的な年金生活をどう過ごして行こうか考えている。
年金だけじゃ生活出来ないからどう補おうかとか、
どんな職場に所属して、社会と繋がって行こうかとか、
どんなことを楽しみにしていこうかとか。
お金に関しては、発想の転換をしている。
例えば、服。
若い頃のように新しく買わない。
何を着ても、たいして似合わないし、
誰が同じ服を着ていると気付くだろう。
また、化粧品にしても、ポイントメークなら
プチプラでいいのではないか。
何千円のアイシャドウを使っても、劇的にキレイにならない。
ネットの接続料も毎月六千円近くは高過ぎないか?
スマホだけでもブログは出来るし、
Excelの家計簿は、繋がっていなくてもいいのだ。
節約の新しい気づきが出来た時、なんだかうれしい。
この感覚は若い頃には無かった。
年金生活に向けて、発送の転換が出来るようになってきている。
成長期とか思春期のように、"発想の転換期"というのがある。