想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

正しい過ごし方

休み明けの今日は遅番で
午後から出勤というのに、5時半には起きてしまった。
早番の時には、4時に起きているので、
これでも遅く起きた感じがする。
朝食を取ってから、何もやることがないので、
借りている本を読んでいた。
朝の6時から読書。
こんなことしていていいんだろうか。
そんな思いが過る。

いつでもそうだ。
同じ年代の人はどう過ごしているだろうと考える。
結婚していないということは、
普通の人(?)の結婚前の生活を続けているようなもので、
子育て、嫁姑問題、介護などと無縁の生活をしている。
母はよく、子育てが大変だった、こうだった、ああだったというが、
そもそも結婚していないのだから、
同じ大変さがあるわけがない。
求職中は求職中で、今すべき正しい過ごし方を
適齢期の時は適齢期の、正しい過ごし方
いつもその時々の正しい過ごし方を
求められているような後ろめたさを持ちながら、過ごしていた。
・・・もう、自由でいいのだ。
この歳なのだから。

サ高住のコンシェルジュの仕事に就いて良かったと思うのは、
老後(年金生活)が、イメージ出来るようになったこと。
若い頃のように、働かなくても無収入にはならない。
反面、収入を増やして行ける未来が、ほぼ無くなる。
身体の機能的に、出来なかったことが
出来るようになる可能性も少なくなる。
何もしなければ、出来ないことが増え続け、
ちょっとの努力じゃ追いつかないほど、
おばあさんに近づいて行く。
仕事や恋愛が一番だった時期は遠くなり、
健康が一番と思うのは、人生の最終章に入った証拠。
もう後ろめたさなど感じずに、
やりたいことをやっていたい。