想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

大地震が来ても逃げ出せない

顔を洗わないで、髪を一本に縛り、
メガネをかけて、着る毛布を羽織って・・
今、火事になったり、大地震が来ても、
部屋から出られないような姿で過ごしている。
仕事に行かない日の休日の恰好が
辞めてからは、毎日になっている。
完全な年金生活に入ったら、
ずうーーっと、こうなのだろう。

サ高住の入居者(富裕層)の方々は、
朝食を取りにレストランに来る時も、
きちんとオシャレをして、
アクセサリーを身に着けていた。
夕食時には、着物に着替える方もいた。
中には、毎日同じ服を着ていたり、
部屋でTVを見たり寝たりして、一日中過ごす方もいた。
前者が理想と思っていても、
私は、後者の方になっている。
今、生活を改めないと、これからずっと
こんな日が続いてしまうわけだ。
せめて大地震の時に
逃げ出せるような恰好でいなければ。

今日から3月。
もう、会社に属している私は完全にいない。
今度就く仕事は、70代になっても出来る仕事、と思っているが、
この年代の女性の求人は、調理、清掃がほとんど。
厨房関係の大変さは経験済だし、
掃除は好きだけど、清掃に応募するのは、まだ・・
43歳で長く勤めた会社に退職願いを出した時、
大それたことをした、工場くらいしか仕事が無いぞ、
と上司などに言われた。
でもその後、そこそこいろんな職種の仕事に就けていた。
そんな経験があるものだから、焦る気持ちは湧かない。
呑気なのか、馬鹿なのか。

とりあえず顔を洗って、きちんとしよう。