想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

生きていく手続き

離職票が届いた。
すぐに仕事を見つけて働くつもりだったから、
今回も手続きをしないつもりでいた。
でも、じっくり探したい気持ちに変わったことと、
生活を考えるとやはり受給した方がいいと思い、
手続きに行くことにした。

ハローワークに行く前に、求職申込書に記入する。
なんせ職場経験が多いから、大変。
何をしてきたか?
何が出来るか?
ああ・・・・面倒くさい、何でも出来るよぉ
"何でも"出来るというのは、広く浅くということ。
これだけは負けない、っていうことが無いということだ。
何でも、器用貧乏にやってきたことが
良くもあり、悪くもありで、今に至る。

そもそも辞めたサ高住で、
パートなのに、兼務して頑張ったことが
退職に繋がったのだ。
人手不足で、会社に都合良く使われたせいだ。
他の人のように、一ヵ所だけだったら、
精神的負担も身体的負担も少なく、
大好きな入居者の方々と別れずに済んだのに。

引っ越し、死亡時にも、手続きが大変。
生まれてから死ぬまで、
生きている限り、手続き手続き。
あの会社の入社の時も、提出書類が多く、
40年も前の短大の卒業証明なんかも取り寄せたりした。
そこまでして入ったサ高住だった。
辞めたら、また面倒な手続きがあることは、
よーくわかっていた。
でも、辞めようと思った。
それほど、身体が、足が辛かった。
それほど、Kに侵食された職場が気持ち悪かった。