離職票が届いた。
すぐに仕事を見つけて働くつもりだったから、
今回も手続きをしないつもりでいた。
でも、じっくり探したい気持ちに変わったことと、
生活を考えるとやはり受給した方がいいと思い、
手続きに行くことにした。
ハローワークに行く前に、求職申込書に記入する。
なんせ職場経験が多いから、大変。
何をしてきたか?
何が出来るか?
ああ・・・・面倒くさい、何でも出来るよぉ
"何でも"出来るというのは、広く浅くということ。
これだけは負けない、っていうことが無いということだ。
何でも、器用貧乏にやってきたことが
良くもあり、悪くもありで、今に至る。
そもそも辞めたサ高住で、
パートなのに、兼務して頑張ったことが
退職に繋がったのだ。
人手不足で、会社に都合良く使われたせいだ。
他の人のように、一ヵ所だけだったら、
精神的負担も身体的負担も少なく、
大好きな入居者の方々と別れずに済んだのに。
引っ越し、死亡時にも、手続きが大変。
生まれてから死ぬまで、
生きている限り、手続き手続き。
あの会社の入社の時も、提出書類が多く、
40年も前の短大の卒業証明なんかも取り寄せたりした。
そこまでして入ったサ高住だった。
辞めたら、また面倒な手続きがあることは、
よーくわかっていた。
でも、辞めようと思った。
それほど、身体が、足が辛かった。
それほど、Kに侵食された職場が気持ち悪かった。