目が覚めて、今日はXmasイヴだと思った時、
子供の頃の楽しい思い出が浮かび、
それをブログに書こうと思ったら、
ワクワクしてきて眠れなくなった。
遠足やお祭りなど、楽しいことのある日、
ワクワクして寝ていられないというのは、
大人になっても変わらない。
ワクワクすることなんて、ほとんど無くなった今でも、
楽しみを求める気持ちだけは変わらない。
楽しみがなくなったら生きて行けないと思う。
楽しみがある人は、自分や他人を傷つけたり
犯罪を犯したりしない。
楽しみが無い人の中に、
人を傷つけることを楽しみにする人がいる。
人間ってなんて愚かなものだと思う。
Xmasイヴの夜、ツリーを飾ったカウンターテーブルの上に
バターケーキや1人1本の鶏の足やいなり寿司があり、
家族5人で食べた。
それだけでもワクワクだったのに、
夜中には、最高のワクワクが待っていた。
クリスマスの靴だ!
私達が眠った(であろう)頃に、
父母が抜き足差し足で子供部屋に忍び込んで来る。
私は、興奮して眠れなくて、
ドアが開いた時に、眠ったふりをした。
笑ってしまわないように我慢して。
父母が枕元に置いて出て行った少し後、私は起き出し、
2段ベッドの上で寝ている姉のところに登り、
靴の中のお菓子を広げて食べていた。
靴の上の網のところは、たくさんのお菓子がはみ出しているのに、
下には、みかんが2コとサラダおかきが埋まっていた。
"上げ底"だった・・
「なんで、みかんが入っているのぉ」と毎年嘆いていた。
母なりの節約だったのだろう。
父母はあの頃、子供を喜ばすことを楽しみにしていた。
母は今でも、貪欲に楽しみを求めるところがある。
私の性分は、きっと母譲りだ。