前から欲しいと思っていたニットのカーディガンが
期間限定で値下がりしたので、すぐ買いに行こうとした。
丈も短くていいし、写真もオシャレで素敵だった。
ベージュの色のもいいし、画面では薄いターコイズブルーのも
どちらも欲しいと思った。
念のため、口コミの評価の低いものの方を読んでみた。
「数回着ただけですぐ毛玉になる」
というのが多かったので、買うのを止めた・・・・
考えようによっては、こういう口コミも消さない(情報操作しない)
ユニクロは、良い会社なのではないかと思う。
『最も愛された昭和の名曲グランプリ』という番組があった。
情報元は、ジョイサウンドだった。
ジョイサウンドは、通信カラオケの一つ。
そこで歌われた数でランキングされているとしたら、
"名曲"なんだろうか?
カラオケは、採点して競うことが多く、
当然、良い点数が出やすい曲がある。
良い点数が出るからとよく歌われる曲が"名曲"になるのか?
また、よく観る年間売り上げランキングも、
AKBが出たあたりから、知名度と一致しなくなっている。
"ランキング"ほどあやふやな情報は無い。
図書館で、新刊を予約したら、
すでに多くの人が予約していた。
一見、人気がある本と思うが、
でも、すぐ読みたい本なら借りないで買うだろう。
「読みたいけれど、買うほどでもない本」
と多くの人が評価している証なのではないか。
騙されないようにとか、本当はこうじゃないとか
世の中の"からくり"を勘ぐってばかりいると、なんだか侘しい。
コーヒーが美味しい、とか、
観葉植物が育ってうれしい、とか、
クリスマス・イブが何か知らないけれど楽しみ、という
自分の感覚だけは、単純で純粋だ。
そういうところ、いつまでも大切にしたい。
