想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

人生の感想文

今日は 一日雨らしい。
ということで、外出しないで、
パソコンと向き合うことにした。

昨日やっと履歴書の修正を始めた。

パソコンが普及して、一番喜んだのは、
自分の字に自信が無い人ではないだろうか。
昔、父に教えようとしたが、
字の上手い父にはパソコンの有難さがわからないようで、
覚えようとしなかった。

自分の字に自信のない私は、
年賀状書きが苦痛だった。
プリントごっこが出た時すぐに飛びつき、
その後、パソコン印刷になっていった。

履歴書書きが、一番大変だった。
パソコンが普及しても、履歴書は手書きで、
という時期が長かったから。
職歴を書いていて、一文字でも間違えたら書き直し。
転職回数が多いから、一枚書き上げるのが本当に大変だった。
そうしてやっと書き上げた履歴書が
不採用で戻ってくるという哀しさを
何度味わったことだろう。

昨日は、職歴を今までとは違う書き方にしてみた。
入力しながら、その職場に入った時のこと、
入ってからのこと、辞める時のこと、
それがショートショートの小説を読んでるように思い出された。
面白い人生だったな、と、まだ終わってもいない人生の
感想文が書けそうな気持ちになった。

同じ年代の人が"終活"をする時に"就活"するなんて、
なんて面白い人生だろう。
私は、大変なことを前にすると、可笑しくなるクセがある。
これから、思うようにはいかないことが続くだろう。
思った通り…、と可笑しくて笑ってしまうかもしれない。