こないだ伯母の面会に行った時、
前回伯母が食べたいと言っていた、
「六花亭」のお饅頭(今回は「六花饅」)を持って行った。
昼食前だから、食後に食べた方がいいと言ったが、
子供のように、食べると言い張った。
おしゃれでしっかり者できちんとした人だった。
コロナ禍で面会に来る人も少なく、
食べたい物も食べられず、
どんな思いをして過ごしていたのだろう。
一緒に入所した伯父さんも亡くなった。
いつも笑顔の伯母だった。
無表情のお面をつけているようになった。
嚥下機能が衰えているので、
小さくして口に入れてあげたら、
美味しい…と、言った。
今度何食べたい?と聞くと、パン、と答えた。
次回は、どこのお店の"甘いパン"を買って行こう。。。
六花亭は、観光客がお土産に買うことが多いと思うが、
実は、地元の人もよく利用する。
その証拠にスーパーに付属した店舗が多い。
肉や野菜を買った後、六花亭で自宅用のお菓子を買うという流れ。
北海道には、六花亭以外にも、美味しいお菓子屋さんはいろいろある。
六花亭が長年愛されている理由は、
多種多様なお菓子があること、良心的な価格、
パッケージや店舗の内装が郷愁を誘い、
駄菓子屋さんで選ぶような楽しさがあること。
そして、何より美味しいこと。
一番人気があって有名なのは、「マルセイバターサンド」
でも私はやっぱり「チョコマロン」が好きだ。
値段は1個、140円。カロリーは、180kcal。
1個で十分、2個は要らないという重さがちょうどいい。
とはいえ、太りそうとういう罪悪感が無くは無い。
だから、3時のおやつタイム、
さあ食べよう~♪とすると、
一瞬、子供の頃、親に隠れて、
悪いことをするような顔になってしまうのだ。