想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

色付いた葉達

やっと、歩いても汗まみれにならない気温になったので、
ウォーキングに出かけた。
暑い日が続き、運動不足になっていたから、
今日はたくさん歩くぞ!と気合を入れて。
抱き枕など腰痛対策が少しは効いてきたのか、
股関節の痛みもほとんどなく、ずっと早歩きが出来た。

ウォーキングコースの両側の樹木の一部に
すでに色付いている葉達がいた。
他の多くの葉達は、気温に騙されて緑のままなのに。
カレンダーでも見ていて、ちゃんと紅葉の時期を
知っているかのような葉達だった。

人間は、成長過程で食べるものが変わる、
というイラストを思い出した。
狩猟が出来る青年期は、肉を食べ、
筋力が衰えた老年期になると
身近な木の実や草を食べているイラスト。
その成長過程に合った食事をするのがいいという説明が
書かれていたと思う。

私が自分のあるべき基準というのが、
自分の青年期、というところに苦しんでいる。
親元を離れた学生のまま歳を取り、
結婚もしなかったから、子供の成長をみて、
自分の歳を自然に自覚していくことが出来なかった。
いつまでも結婚前の娘という感覚でいるから
急に高齢者扱いされるようになると、
(年を考えればそれは普通のこと)
馬鹿にされている気持ちになりとても傷つく。
これからもっとそういう思いをしていくのだろう。
歳と共に身体が変わるように、
心も変わっていけばいいのに。

鋭く季節を感じ紅葉したあの葉達を見て、
やっばり自然は、自然だなと思った。
気温差が大きい年は、紅葉がキレイだと言う。
今年は、かなりキレイな紅葉が観られることだろう。