やっと、歩いても汗まみれにならない気温になったので、
ウォーキングに出かけた。
暑い日が続き、運動不足になっていたから、
今日はたくさん歩くぞ!と気合を入れて。
抱き枕など腰痛対策が少しは効いてきたのか、
股関節の痛みもほとんどなく、ずっと早歩きが出来た。
ウォーキングコースの両側の樹木の一部に
すでに色付いている葉達がいた。
他の多くの葉達は、気温に騙されて緑のままなのに。
カレンダーでも見ていて、ちゃんと紅葉の時期を
知っているかのような葉達だった。
人間は、成長過程で食べるものが変わる、
というイラストを思い出した。
狩猟が出来る青年期は、肉を食べ、
筋力が衰えた老年期になると
身近な木の実や草を食べているイラスト。
その成長過程に合った食事をするのがいいという説明が
書かれていたと思う。
私が自分のあるべき基準というのが、
自分の青年期、というところに苦しんでいる。
親元を離れた学生のまま歳を取り、
結婚もしなかったから、子供の成長をみて、
自分の歳を自然に自覚していくことが出来なかった。
いつまでも結婚前の娘という感覚でいるから
急に高齢者扱いされるようになると、
(年を考えればそれは普通のこと)
馬鹿にされている気持ちになりとても傷つく。
これからもっとそういう思いをしていくのだろう。
歳と共に身体が変わるように、
心も変わっていけばいいのに。
鋭く季節を感じ紅葉したあの葉達を見て、
やっばり自然は、自然だなと思った。
気温差が大きい年は、紅葉がキレイだと言う。
今年は、かなりキレイな紅葉が観られることだろう。