歳を取っていいことなんか無いとか、
歳を取ると、出来なくなることが増えるばかり、
と言う人がいるが、
歳を取ることで身につく能力はあると思う。
今日は、ノーマスク、ノーメークで
ウォーキングに出かけた。
ノーマスクになって、一週間ほど。
自分がマスクをしなくなると、
周りのマスクをしている人達に違和感を感じてしまう。
ノーメークで外出というのは、私的にはチェレンジだ。
ウオーキングはもちろん、近くのスーパーに行くときでさえ
"絶対メークする派"だったので。
とにかく子供の頃から、あちこち整えてから外出するという
面倒くさい人間だったのだ。
それがマスクを外すことをきっかけに、
メークの方も改めて考えてみた。
何のため? 誰がそんな細かいところまで見ているのだ? と思った。
ノーメークだと、外出する準備時間が短くなり、
行動的にもなる。
今までどれだけの無駄な時間と化粧品代を費やしてきたことだろう。
他人は、"細かいところまで見ていない"という話し繋がりで
今日はこんなことに気がついた。
歩道ですれ違う人、TVでレポーターの後ろにいる人達、
改札を通る人達を見ていて、瞬時に
若い人と若くない人を見分けている!
細かいところを見ていなくても、シルエットや動きで、
若い人(30代以下)か若くない人(40代以上)を識別している。
コンピュータの顔認証システムより速いかもしれない。
これは、長く生きてきた中で、大量の人のデータが
脳に蓄積され出来るようになった特殊能力なのではないか?
歳を取っていいことは、自覚していないだけで、
本当はもっとたくさんあるはずだ。