想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

ジブン

真っ暗だったノートの画面が、
いろいろ試した結果、
いつも見ている画面になった時、
ああ、生き返ったと安心した。
いつこうなるかと不安だった。
バッテリーの警告が頻繁に出ていたから。
今はなるべくお金を使いたくない時期なので、
伸ばし伸ばしにしている。
使えなくなってしまう前に、なんとかしなければならない。

今朝の空は、部分的に青く、
気温も暑くなくお出かけ日和。
それは、うれしいのだけど、
今の生活を打開せよ!動き出せ!と急かされているようで、
ちょっと、重い。

お金を使わずに楽しめることは、
ウォーキング(街歩き)と図書館だ。
近々、人気のスイーツ店や、量販店がオープンするのも、
楽しみと言えば楽しみだ。
でも、そこで食べるか?買うか?と言えば、
たぶんただ見るだけだ。
お客はたくさん来て賑わうだろうけれど、私は見るだけ。
入ろうと思えばいつでも入れる、
買いたくなればいつでも行ける、
近くに住んでいるのだから。

東京の、というか"都会人"気取りの住人というのは、
そういう、人がたくさん集まるような所が近くにあるというだけで、
(自分は利用しなくても)、
そういう所に住んでいる自分に
価値があるような気持ちでいるのではないだろうか。
高級な服やバッグや宝石を身に付けた時と同じように。

何も身に付けず、その場所からも離れた時、
残ったジブンにどれだけの価値が感じられるだろう。