洗濯機の柔軟仕上げ剤投入口に、洗剤を入れてしまった。
細長く巻いたティッシュを穴から入れて吸い上げる、
を何度か繰り返していた。
5回やってもまだ取り切れない。
穴が4つあるのだから、始めから4本入れれば良かった…
吸い上げ切るのを待つ間、こないだ買った本を読むことにした。
『さみしい夜にはペンを持て』
節約のため買わないと思っていたが、
どうしてもほしくなり買ってしまった。
子供向けのようなやさしい文章。
一度もページ数を見ることなく読み終わった。
これは手元に置いておきたい本だった!
私の作文好きを、わかりやすく分析してくれていた。
「思う」ことと「考える」ことは違う、
「考える」ことは、答えを出そうとすること。
その答えは、正しくないかもしれないが。
考えないでいる人は
誰かのわかりやすい答えに飛びつくようになる…
考える方法として、日記をつける、
つまり作文があるというのだ。
小学二年生の時、作文の課題が"遠足"だったので、
歩くのが辛かったと言う気持ちを書きたくて、
『遠かった着くまでの道』というタイトルで書いた。
それを、校内放送で読まされた記憶がある。
文章で(絵でも)、子供の頃からずっと大事だと思っていることは
自分の気持ちだった。
"思っていることがちゃんと伝わる文章"が書けた!
と思う時が、一番楽しくうれしい。
でもそんなことは滅多にない。
だから、今日こそ、"思っていることがちゃんと伝わる文章"が
書きたいと思い、ブログを再開して、3年が過ぎた。
(前のブログは13年間続いた)
紙のノートじゃなく、ブログに書くのは
自分じゃない読み手がいたら、書き甲斐があると思うから。