想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

今年読んだ本の中の一番

洗濯機の柔軟仕上げ剤投入口に、洗剤を入れてしまった。
細長く巻いたティッシュを穴から入れて吸い上げる、
を何度か繰り返していた。
5回やってもまだ取り切れない。
穴が4つあるのだから、始めから4本入れれば良かった…

吸い上げ切るのを待つ間、こないだ買った本を読むことにした。
『さみしい夜にはペンを持て』
節約のため買わないと思っていたが、
どうしてもほしくなり買ってしまった。
子供向けのようなやさしい文章。
一度もページ数を見ることなく読み終わった。
これは手元に置いておきたい本だった!
私の作文好きを、わかりやすく分析してくれていた。


「思う」ことと「考える」ことは違う、
「考える」ことは、答えを出そうとすること。
その答えは、正しくないかもしれないが。
考えないでいる人は
誰かのわかりやすい答えに飛びつくようになる…
考える方法として、日記をつける、
つまり作文があるというのだ。

小学二年生の時、作文の課題が"遠足"だったので、
歩くのが辛かったと言う気持ちを書きたくて、
『遠かった着くまでの道』というタイトルで書いた。
それを、校内放送で読まされた記憶がある。

文章で(絵でも)、子供の頃からずっと大事だと思っていることは
自分の気持ちだった。
"思っていることがちゃんと伝わる文章"が書けた!
と思う時が、一番楽しくうれしい。
でもそんなことは滅多にない。
だから、今日こそ、"思っていることがちゃんと伝わる文章"が
書きたいと思い、ブログを再開して、3年が過ぎた。
(前のブログは13年間続いた)
紙のノートじゃなく、ブログに書くのは
自分じゃない読み手がいたら、書き甲斐があると思うから。