想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

人は何のために働くのだろう

働くのは、生活していくためのお金を稼ぐため。
わかり切っていることだけど…
じゃ、仕事の遣り甲斐ってなんだろう、と考える。
より多くの収入を得るため?
多ければ多いほど、遣り甲斐があるのか?
少ないと遣り甲斐はないのか?

最大10連休の人もいたGWが終わった。
私は、連休など無く、希望休を取った人や、
急に入院することになった人の穴埋めに入り、
睡眠時間も少なく、今はぼーっとしている。
でも嫌な疲労感はない。
この間にあったことを思い返すと。。。。

まず、来月の過酷なシフトに対して、
部長がすぐに動いて改善してくれたこと。
元々シフトの作成に関わってこなかった部長が
過去のシフトまで調べて、私を労ってくれ、
今後、負担が偏るのを防いでくれると言ってくれた。
実際、いろいろな条件を言う従業員もいるわけだから、
私だけのことを考えるということは出来ないわけだが、
パート社員の私が、蔑ろにされなかったことで、
これまでの努力が報われたかなと思った。

また、急に入院した遅番担当の穴を埋めるため、
朝から夜まで一人で通しで働いた昨日は、
入居者の方から、今の責任者の対応に怒っている話の後、
「(私が来るのを)待っている」と
他のみんなも”(私を)待っている”と言われた。

自分が認められること、
存在感を感じられることに、
私は、仕事の遣り甲斐を感じているのだ。
これは、100万貰って、軽蔑されるような仕事をすることより、
1万円貰って、そう感じられる仕事をしていることの方が
尊いように思う。
一生、大金持ちにはなれない体質、
価値観を持っているのかもしれない。