想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

連れがいたらいいナと思う時

朝から天気がいいと、居ても立っても居られない。
部屋にいるのが、もったいない。
何処に行こうかと予定を立てる。
来年定年退職するという友人は、
ずっと家にいるのは平気だと言う。
アウトドア派とインドア派に分類するならば、
私はアウトドア派になるんだろうか。

車を持っていた頃は、
こんなに天気がいい時は、すぐに海に向かった。
そしてあちこちの日帰り温泉を巡った。
何年に一度の流れ星が観られるという時は、
観れる場所まで走ったり、
キレイな夕焼けの写真が撮りたくて、
カメラを抱え運転席に乗り込んだ。

車を手放してから、
行動範囲がとても狭くなった。
自分の足で歩いていける範囲になった。
(交通機関を使うとお金がかかる)
往復せいぜい10㎞くらい。
身体にはいいが、なんとなく物足りない。
TVで美味しそうなソフトクリームが紹介されても、
もう、車を飛ばすことが出来ない。

年令と共に、遊び方が変わった。
若い頃は22時でも、夜はこれから!と思った。
今は、もう寝る時間と思う。
あの頃も一日は24時間だったんだろうか。

お祭りや花火大会や出店が好きだ。
でも、もう何年も何十年も行っていない。
連れがいないのだ。
そういう場所が好きな友人がいない。
どこにでも一人で行く私でも、
さすがに出店を一人で歩くことが出来ない。
いい歳の女がどんな顔して歩いていいのかわからない。
こんな時、連れて歩ける子供がいたらいいなと思う。
子供より私の方がウキウキしていたりして。