想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

今の日本を生きている感じ

朝7時過ぎに玉子を求めて、コンビニへ。
いつまでこんな日々が続くのだろう。
スーパーで他の食品と一緒に買えるようになるのは、いつ?

昨日スーパーに行ったら、出入口の目立つところに、
募集の大きな立て看板があった。
人手不足が深刻なようだ。

コロナ禍明けで、今まで外出を控えていた高齢者が
買い物に出るようになり、
スーパー内は、まるで巨大な介護施設
車いすやシルバーカーはもちろん、
杖を使ってようやく歩いている人、
歩けなくなって、途中で止まってしまう人…
施設に入ることが出来ず(経済的理由から?)
頑張って自立して生活している方々なのだろう。
他の地域、例えば高級住宅街のある地区のスーパーの店内は、
こことは違う景色だ。
"高齢化"と"二極化"の社会を、はっきり感じる。

募集の貼り紙を読みながら、
一瞬、応募しようかと思った。
でも、今は雇用保険が支給されている。
ただ働いてお金を得るためだけに"動いている"集団の中に
身を置いて、同程度のお金を得る気にはなれなかった。

銀行残高を確認したら、少し多かった。
企業年金分が入金になっていた。
20代の時に1年半ほど勤務していた組合で、
その間、月数百円しか引かれていなかったと思う。
40年後の年金のことなんて考えてもいなくて、
ただ給料から引かれて"損"と思っていた。
企業年金の団体が解散というニュースを見た時も
少ししか払っていないし…と、何も思わなかった。
お小遣い程度の額だが、毎年(死ぬまで)頂ける。
なんて有難い。