想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

基本はひとり

一人で行動していると、
友達がいない人だと思われる。
また、付き合っている人もいないと思われる。
確かにいないことも多いが、
言い寄って来る人は、意外に多かった。
ただ一人で行動することが好きなだけなのに、
周りは、なんやかんやと干渉してくる。
この歳にもなれば、全くなくなると安心していれば、
独身ということもあり、まだ完全になくならない。

周りは、私が独身の理由を、勝手に決めつけたりする。
"大恋愛の末、破局して、そのせいで結婚しないことにした女"らしい。
遠からずも近からず、と言いたいところだが、
完全に遠い。
私はとにかく一人で行動し、生活するのが楽しいのだ。

でも、たまにこんな時、
傍に誰かがいてくれたらいいと思うことがある。
それは、クイズ番組を観ている時。
出演者がわからない答えを素早く回答した時に、
「すごいね~」
そう言ってくれる人がいたら
楽しいだろうと思う。

こないだライブカメラに映った私と女友達の姿を写真に撮った。
それがとても気に入っている。
スマホを見ている私の横で、
小学生の女子のように、立っている女友達。
子供の頃は、友達に"何でも言い合える"とか"親友だ"とか
いろいろな条件を付けて縛ろうとする人がいた。
そういう人との付き合いは疲れる。
私は、あの女友達のように、
寄り添うようにただ佇んでいる姿に、
最高の友達像を見ている。
何も言わなくても、わかり合える空気が心地良い。
45年以上も同じ空気感で
付き合い続けていられるのってスゴイと思う。