想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

サ高住の運営会社

この会社の中では、まともだと思っていた主任から
打診された。
M住宅に加えて、Y住宅のシフトにも入れるかと。
Y住宅は、メインで勤務するK住宅の次に入居者が多い所。
一度も行ったことが無い。
そこにパートの私を行かせようとは!?

パート9人いる中で、掛け持ちしているのは、
私しかいない。
8人いる社員の中で、掛け持ちしていない人もいる。
安い時給、ボーナス無しのパートを
都合良く使い過ぎている。
いい加減にしろ、と思う。
善良そうなイメージの私なら、
引き受けてくれるだろうということだろうが、
今回は「お断りします」とすぐに返信した。
元々、善良でも気が弱い性格ではない。

対入居者の方との関係は良好で、
私のサービスに対して、ありがとうの声そして笑顔。
それらが、こんな会社でも辞めないでいる理由だ。
入居者の方のために、休憩時間返上で働く。
”入居者の方のため”と思う心が
仕事の遣り甲斐に繋がっているけれど、
裏では、都合良く会社に利用され不満に満ちている。
入居者の方と、
私を評価してくれる先輩スタッフや
協力し合えるスタッフがいることで、
「辞めよう」という気持ちは抑え込まれているが、
いつ急転直下で辞めることになるかわからない。

社長が社員に対して、
「働かせてやっている」という言葉を吐いたかどうか、
その真偽はわからないが、
「働いてやっている」という社員がいてもおかしくない。
私は、”入居者の方のために”働いている。
会社の繁栄のために働いてはいない。
当然、それはここにいる間だけで、
辞めてしまったら、二度と関わることはない。