想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

目の前の草

こないだ辞めた社員の調理師は、
辞める日が近くなると、「やる気がない」と言った。
待遇に不満で辞めるのだから、
ここの仕事なんてもうどうでもいい…ということだ。
私は彼に「目の前の草を抜くこと」と言った。
まだここに居るのだから、
無責任な中途半端なことはするなという意味だ。
今、私は自分に同じことを言う。

2月の勤務時間がとても少ない。
フルタイムで応募して入社したはずなのに、
6時間勤務がかなり多いからだ。話が違う。
そういえば雇用契約書も貰っていない。
入って1年半も経ち、今更呑気なことを言うようだが、
他のパートの人が言うのを聞いていたが、
忙しさにかまけて忘れていた。
このまま都合よく使われたくないから、
最後の手段に出るか!?

不信感や不満があると、次々と出てくるものだ。
パソコンが苦手な新しい責任者に代わって、
パソコンの設定や書類の修正をしても
「すみません」も「ありがとう」も無い。
(そういう人、ここの職場には多い)
本社での新人教育が間違っていたのか、
まるで上司のような口調で注意をしてくる新入社員。
(彼女はたぶん長くはいないだろう)
数え上げたらキリが無いくらいの不平不満で視野が狭まる。
そうなると転職を考え、求人情報を探し出す。
このパターンはある意味、悪いクセだ。
今までそうやって辞めた会社に未練はないし、
あの時辞めて良かったと思える所がほとんどだ。
今回もそうやって、実行するのか?
また不安な生活に戻ろうとするのか、この歳で・・

今は・・・・
”目の前の草を抜くこと”
たとえ隣の芝生が青かったとしても、
今は、自分の目の前の草を抜いていよう、と思う。